電通プロモーションプラスは、「リテールDXサイネージ Shelf Motion(以下、Shelf Motion)」の提供を開始した。「Shelf Motion」では、商品をリアルタイムに自動認識するAI映像解析システム「StoreMotion」と、デジタルサイネージの映像配信システムの連動により、商品を手に取ったタイミングで最適なプロモーションを実現する。
具体的には、店舗ゴンドラにカメラを設置し、映像解析用PCと繋ぐだけで、小売り・流通の様々な棚にマッチしたシステムを柔軟に構築することができる。また、システムへの商品登録、RFIDや重量センサー等を使うことなく、設置したカメラで、AIに店頭での商品の取り出し・戻しを撮影したデータを学習させることにより数分で登録可能だ。
使用例として、原材料や添加物といった食品表示や、サイズ・カラーバリエーション・機能や効能といった詳しい商品説明を表示することで、購買のあと一押しに役立つ。
また、アルコールにおつまみ、お茶やソフトドリンクにスナック菓子といった従来型のクロスマーチャンダイジングだけでなく、売場に集約しづらい異カテゴリー商品のコンテンツを表示することで買い上げ点数アップへ繋げられる。
また、同ソリューションによって生活者の商品接触のデータ化が可能になるため、「手には取ったが購入に至らなかったのはなぜか」といった分析に繋げ、プロモーション施策やコンテンツ制作等の施策改善にも役立てることができる。
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