大ヒット中!ダークヒーローが主人公の「チェンソーマン」
「チェンソーマン」、読者の皆さまは聞いたことがあるでしょうか?
第1部が週刊少年ジャンプ2019年1月号~2021年2月号で、第2部が少年ジャンプ+で2022年7月から連載されており、いわゆるジャンプ王道のヒーローものというよりは、ダークヒーローが主人公のストーリーです。
舞台は人間と悪魔が存在する社会。借金まみれで貧乏な生活を送っていた主人公デンジは、チェーンソーの悪魔のポチタと共にデビルハンターをしながらどうにか生きていました。しかし、ある日残虐な悪魔に襲われてしまい……!? というところからストーリーが展開していきます。ストーリーの詳細は本編をご覧いただくとして、注目したいのは、チェンソーマンがどのように広がっていったか? です。
「Dockpit」のデータでは、2022年6~9月にかけて検索ユーザー数が急上昇しており、上昇前と比較すると約13倍にまで検索ユーザー数が伸びてきています。大きな盛り上がりを見せている「チェンソーマン」について、「Dockpit」のデータで詳しく分析してみましょう。
検索データで振り返る、チェンソーマンの盛り上がり
まず、「チェンソーマン」検索ユーザー数データを時系列で見てみます。下のグラフは、過去3年間の「チェンソーマン」検索ユーザー数(UU)の変化です。
第1部連載終了時に大きく盛り上がり、その後何かしら話題がある度にUUが盛り上がっています。そして、第2部が開始した2022年7月より大きな盛り上がりを見せており、読者の期待値がかなり高かったのではないかと推測できます。今回出したのは2022年9月までのデータですが、2022年10月からアニメの放映もスタートしているので、今後どのような動向になるか注目したいところです。
検索ユーザー数の変化についてはご紹介した通りですが、チェンソーマンの動向でおもしろいポイントは「関心者の属性の移り変わり」にあります。これも「Dockpit」のデータで詳しく見ていきましょう。