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250万人規模のデータで解説!今月の消費トレンド速報

ついに旅行欲も再燃?コロナ禍3年の旅行ニーズの変遷をデータで可視化

 マーケターにとって、世の中の流行やトレンドを押さえておくことは重要なポイントです。今消費者は何に注目しているのか、どんなニーズを抱えているのか? ヴァリューズが有する国内250万人規模の消費者行動データから、トレンド分析ができるツール「Dockpit」 を用いて、消費者トレンドを探っていきます。

GWに向けて、旅行のトレンドが気になる頃

 コロナ禍も気がつけば4年目に突入していますが、マスク緩和やコロナの5類移行などの政府方針もあり、本格的にコロナ前に近い生活を取り戻しつつあるように感じます。そんな中で、皆さんはこれから旅行で行きたいところはどこかあるでしょうか?

 筆者の記憶では、コロナ以前の3月と言えば、学生は卒業旅行へ、社会人はGWに向けてぼちぼち旅行の情報収集を始めるタイミングでした。この3年間、時期によって外出や移動の制限がかかる時期もありましたが、2022年以降のデータを見ると、国内・海外を問わず旅行ニーズが復活傾向に転じていることがわかります。実際に、「旅行」の検索ユーザー数を見ても、2023年1月は前年同月比118%、2023年2月は前年同月比145%と増加が顕著です。

 そこで今回は、「Dockpit」データを活用し、旅行に対する人々の注目はどのような変遷を辿っていたのかを振り返りながら、直近のトレンドを見ていきたいと思います。

コロナ禍3年「旅行」ニーズの変遷。本格的な復調は2022年に入ってから

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 上記グラフは2020年1月から2023年2月までの「旅行」検索ユーザー数の推移を表しています。

 推移を見てみると、2020年はGoToキャンペーンの後押しもあってか、一時的に検索ユーザー数が増加していることがわかりますが、2021年に入ると検索の増加は減少し、2022年にかけて再び増加傾向になった様子がうかがえます。また、2022年9月下旬には全国旅行支援制度が発表され、10月の検索流入がGoToキャンペーン時のピークを上回っていたこともわかります。規制緩和や旅行支援施策などの影響を受けて、人々の旅行に関する関心が上下してきたことが可視化されているグラフです。

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旅行サイト(国内)の閲覧は、コロナ前の水準まで戻りつつある

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この記事の著者

宮路 菜月(ミヤジ ナツキ)

株式会社ヴァリューズ データマーケティング局 コンサルティングG 兼 カスタマーサクセスG マーケティングコンサルタント愛知県出身、滋賀大学経済学部卒業。新卒でヴァリューズに入社後、コンサルタントとして専業広告代理店や地方総合広告代理店を中心に、SaaS型サービスの提供を行う。またカスタマーサクセス...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/04/12 09:30 https://markezine.jp/article/detail/41702

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