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MarkeZine Day 2012 Spring

「ソーシャルキャンペーンを成功させたいならリアルとの連動を」マーケターが押さえておくべきトレンド

ソーシャルメディアとの接触機会を増やす“スマートフォン”

 3つ目のキーワードとなるのは「スマートフォン」だ。

 スマートフォンがソーシャルメディアに触れる機会を増やしており、朝起きるとまずiPhoneでTwitterをチェックするなど、ソーシャル中毒者を作る可能性があると指摘する本間氏。

 時間帯によってはPCよりもスマートフォンの方が優位になることもあり、ユーザーと接点を作るためにスマートフォンが生み出す隙間時間に入るべきなのかどうか、真剣に考えないといけない時期に来ていると説いた。

マーケターに求められること

 最後に、マーケターは次のような人たちが必要だと認識しておくことが求められていると本間氏は語った。

ソーシャルメディアのエキスパート

 ソーシャルメディアを知っている人というよりは、ユーザーとどう対話すればいいかをよく考えられる人を指す。アメリカの代理店では、ソーシャルメディア上での対話を専門とするスタッフも存在する。ソーシャルメディア・ストラテジストの中には心理学や脳科学を専攻している人もいるという。

データ分析者

 ソーシャルメディア空間が増えれば増えるほど、データの量も種類も増えてくるので、データ分析ができる人が必要だ。

クラウドエンジニア

 データ分析をしようと思ったらクラウドエンジニアがいた方がいい。クラウドエンジニア専門の会社はまだまだ少なく、自分の横にクラウドのコードを書ける人がいてくれた方が助かるはず。

 マーケターはこれら3種類の人たちを巻き込んで、一緒に動いてもらえる体制を作ることが求められるという。昨今のマーケティング領域では、さまざまな実験をする中から、成功が生まれてきていると本間氏は言う。

 「チームを作ってマーケティングに取り組めば、今年は実りの多い年になるはずだ。しばらくは実験をしていい時期なので、勇気を持ってチャレンジしてもらえたら」と語り、本講演を締めくくった。

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この記事の著者

野本 纏花(ノモト マドカ)

1983年生まれ。成蹊大学経済学部卒業。大学卒業後、大手IT企業にてレンタルサーバーサービスのマーケティングを担当。その後、モバイル系ベンチャーにてマーケティング・プロダクトマネージャーを務める傍ら、ライター業を開始。旅行関連企業のソーシャルメディアマーケターを経て、2011年1月Writing&a...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2012/04/20 14:00 https://markezine.jp/article/detail/15567

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