4月15日にサービスインした、NTTドコモが運営するママ向けサイト「mamanista」は、サイト開設記念に、ママのスマートフォン利用実態調査を実施。その結果を発表した。
スマートフォンの利用開始時期は「2012年」(38.0%)が最多。「2013年以降」(27.0%)と合わせると、スマートフォン歴2年未満のママたちが65.0%を占めた。また、1日の利用時間は「30分以上60分以下」が最多で、ママの1日平均利用時間は約2時間という結果となった。
アプリのダウンロード数は、無料アプリで「1~10個」が57.6%と過半数を上回り最多。有料アプリは「まったくダウンロードしていない」が74.6%と圧倒的で、有料アプリ利用率は4人に1人にとどまった。利用しているアプリは、レシピアプリが過半数を超えトップ。有料アプリにあまり興味はなくとも、日常生活に役立つアプリやサービスは、賢く活用している傾向があった。また、利用率の低い「クーポン」や「家計簿」アプリについても、今後の利用意欲は高い結果が出ている。
スマートフォンの利用シーントップは「夫との連絡・情報交換」で、次いで「親との連絡」「料理レシピ検索など家事のお助け情報収集」という順になった。また、「子供に使わせて、遊ばせる」など、子育てに利用しているケースもある。現在は活用率の低い「子どもとのコミュニケーション」についても、7割が今後は役立つと回答。これからは母子のコミュニケーションに、スマートフォンが不可欠になるかもしれない。
【調査概要】
・実施時期 2014年4月4日(金)~4月9日(水)
・調査手法 インターネット調査
・調査機関 MMD研究所
・調査対象 20~30代の女性で、末子が0歳~12歳の子を持つ、スマートフォンユーザー
・調査地域 全国
・サンプル数 500名
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