オプトは、Facebook・twitter・LINEなどSNS別の企業公式アカウントの利用状況についてを調査。その結果、各SNSのユーザーに、企業や有名人等の公式ページ/アカウント/チャンネルに「いいね!」「グッド!」「フォロー」をした経験は、「よくある」「たまにある」を合わせた経験率はFacebookとTwitterで60%を超えた。一方、LINEでは40%だった。
「いいね!」「グッド!」「フォロー」をした企業・商品を分野別にみると、最も多いのは「コンビニエンスストア」24%で、次いで「酒類メーカー・ブランド」19%、「自動車メーカー・ブランド」17%と続く。
商品などの公式ページ/アカウント/チャンネルについて、発信される情報にその後もコメントしたり、「いいね!」「シェア(共有)」「リツイート」をすることを「再エンゲージメント」と定義した場合、再エンゲージメント者が多いのは「コンビニエンスストア」、「自動車」、「酒類」。個別企業ではトヨタが最も多い結果となった。
また、再エンゲージメント者数をファン数で割って、ファン(「いいね!」等をした人)に対する「再エンゲージメント獲得率」を計算すると、「テーマパーク・遊園地」「自動車」「パソコン・IT機器・AV機器・家電」「飲食店・ファストフード」といった分野で高い傾向がみられた。
企業・商品の公式アカウントに「いいね!」「グッド!」「フォロー」をした理由を尋ねたところ、、最も多いのは「好きな企業・商品・サービスだから」の44%。次いで「新しい情報が得られるから」が33%となった。業種別にみると、「新しい情報が得られるから」は「ゲーム・玩具関連」で特に高く、流通・小売りでは「得になる情報が得られるから」が比較的多い。
公式アカウントに「いいね!」「グッド!」「フォロー」をした後の意識の変化について尋ねると、企業・商品について「もっと興味をもつようになった」が46%で最も多く、「もっとよく知るようになった」が38%と続く。態度変容について、分野ごとにみると、全分野で「もっと興味をもつようになった」が半数近くにのぼる。「もっとよく利用・購入するようになった」は「飲食店・ファストフード」「通販・ネット商店」で多い傾向が出た。
【調査概要】
調査地域:全国
調査対象:満15~59歳の男女個人
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:1,469人
調査日時:2014年6月14日~6月16日
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