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ネットショップ売上0円から脱却するためのリスティング広告運用のコツ


 実は少なくない、売上0円のネットショップ。貧乏サイトから脱却して、まずは月商100万円を目指しましょう。

売上0円から脱却するためのリスティング広告運用のコツ

 あくまで、「売上0円から脱却する」という目的であれば、リスティング広告の配信は最も近道だと言えます。

 すぐに、確実に、アクセスを増やすことができるというメリットは、同じアクセスアップ施策のSEO対策にはない魅力です。一方、リスティング広告の利用者は年々増え続けており、小資本の会社では太刀打ちできないほどに入札価格が高騰している業種もあります。

 この連載でお馴染みとなった、胡蝶蘭のネットショップに関連するキーワードを調べてみると、ざっくり以下のような入札価格となります。

  • 洋蘭     50円
  • 胡蝶蘭    300円
  • 胡蝶蘭 安い 350円
  • 胡蝶蘭 通販 450円
  • 胡蝶蘭 移転 200円

 こうして並べると、「洋蘭」は胡蝶蘭の1/6となり、お得な感じがしますが、シンビジウムやカトレア等の品種を探しているユーザーも含まれるため、CVRは低いと予想できます。胡蝶蘭は単価が高いので、なおさらでしょう。

 胡蝶蘭関連のキーワードを見ると、買う気満々の「胡蝶蘭 安い」や「胡蝶蘭 通販」は入札価格が高騰しています。仮に、単価30,000円で1%のCVRとしても完全に赤字。売れば売るほど貧乏になってしまいます。

 狙い目としては、「胡蝶蘭 移転」のような用途訴求が考えられますが、原価率30%としても、先の条件では1鉢当たり1,000円しか利益が出ない計算になります。

 化粧品や健康食品のようにLTVが高い商材であれば、初回購入は赤字覚悟(というか赤字で)購入者リストを集めていくことができますが、胡蝶蘭の場合、リピート回数やリピート率はさほど期待できないので、初回購入から黒字化を目指しましょう。(続きはECzineで

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この記事の著者

川島 康平(カワシマ コウヘイ)

株式会社ココマッチー 代表取締役、LPOコンサルタント。1974年生まれ。明治学院大学経済学部卒業後、株式会社朝日ネットに入社。テクニカルサポート、Webサポート部の部門長を歴任。退職後、Webディレクターとしてベンチャー企業2社で修行を積みながら2冊の著書を出版。独自のWebマーケティング理論はメディアか...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2014/10/29 11:37 https://markezine.jp/article/detail/21164

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