電通国際情報サービス(以下、ISID)は、LINEと法人向けカスタマーサポートサービス「LINE カスタマーコネクト」の販売代理店契約を締結し、金融機関のコンタクトセンターを対象に導入支援サービスを開始した。
「LINE カスタマーコネクト」は、コンタクトセンターがLINEを介してAIや有人によるチャット対応や音声通話対応などをシームレスに行い、状況やニーズに応じた適切なカスタマーコミュニケーションを実現するサービス。
さらに今秋、ISIDは「LINE カスタマーコネクト」を自社開発の「BANK・R コンタクトセンター」に連携させ、マルチチャネルの応対履歴を一元管理する機能を実装予定だ。「BANK・R コンタクトセンター」は、ISIDが提供する、金融業界を対象としたマルチチャネル対応型統合CRMシステム。
両者の連携によって、LINEでのチャットログは「LINE カスタマーコネクト」から自動連携され、オペレーターが手動で入力する応対情報と合わせて「BANK・R コンタクトセンター」の同一画面上で確認できるようになる。オペレーターは応対中のユーザーの最新情報を即時に照会することができるため、顧客満足度の高い応対を行うことが可能となる。
【関連記事】
・JCBとISID、チャットbot活用した海外観光ガイドを開発
・みずほ銀行、ISID、NRIと共同でFacebook botなど活用した実証実験を開始
・人工知能によるデジタルキュレーションの実装支援サービスを開始~ISIDとRappaが業務提携
・カード会社のセディナ、ISIDとトランスコスモスのサービス導入~Webでの顧客サポートを強化
・ISID、東南アジアのデータ分析に特化した「データインテリジェンスセンター」を新設