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認知60%、購入意向40%向上!メニコンのチャレンジングな動画広告とは

 本記事では、コンタクトメーカーのメニコンが動画広告を活用し、同社の新技術「SMART TOUCH」の機能に関する認知を広告の非接触者に比べて60%高め、購入意向も40%向上させた施策についてメニコン、サイバーエージェント、CyberBullの担当者に聞いた。

重要なのはデビュー時の選択肢に入ること

MZ:まず、佐合さんの現在のミッションから教えてください。

佐合:現在のミッションは、コンタクトレンズを内面に触れずに取り出すことのできる「SMART TOUCH」というメニコン独自のテクノロジーを認知してもらうことです。ターゲットは若年層を意識しています。

株式会社メニコン プロモーション戦略部 佐合真理子氏

 コンタクトレンズを提供している同社の広告宣伝を担う、プロモーション戦略部に所属。主にネット広告のプロモーション企画立案などを担当している。

MZ:そのミッションのもと、マーケティング活動を進める上で重要にしていることはありますか。

佐合:コンタクトデビューというタイミングで、いかに弊社のことを思い出してもらい、選択肢に入り込むための施策を日々考えています。

 これまで、TVCMの出稿を中心に行ってきましたが、それだけではリーチしきれない層もいることから、若年層に届く施策を模索していました。今回の事例に当たる動画広告もその一つです。

ティーン層へのアプローチを強化

MZ:コンタクトデビューとなると、中高生ぐらいの方がターゲットになるのでしょうか。

佐合:そうですね。F1、M1層(20~34歳の男女)に向けた施策も行ってきましたが、コンタクトレンズの場合、日々使っていて何かしらの不満がないと、別の種類を変えるという行動に至らないことがわかりました。

 そのため、最初のタイミングで選んでもらうことは非常に重要で、ここ2、3年はティーン層へのアプローチを重点的に行っています。

MZ:今回、サイバーエージェントとCyberBull協力のもと施策を行った背景を教えてください。

佐合:これまで、動画広告を配信する際、TVCMのクリエイティブを転用したり動画広告用に制作したりして試行錯誤を行ってきました。ただ、それをどのようにして動画を届けるのが正解なのか、そもそもクリエイティブはどういったものを用意すべきか非常に悩んでいました。

 そのタイミングで、クリエイティブと配信に関するご相談をサイバーエージェントさんとCyberBullさんにさせていただきました。

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この記事の著者

道上 飛翔(編集部)(ミチカミ ツバサ)

1991年生まれ。法政大学社会学部を2014年に卒業後、インターネット専業広告代理店へ入社し営業業務を行う。アドテクノロジーへの知的好奇心から読んでいたMarkeZineをきっかけに、2015年4月に翔泳社へ入社。7月よりMarkeZine編集部にジョインし、下っ端編集者として日々修業した結果、20...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/03/30 09:00 https://markezine.jp/article/detail/28116

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