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AIでLINEの友だち一人ひとりに最適なメッセージを Appierが語る企業のAI活用と展望


 AIテクノロジー企業のAppierは2018年4月10日に「Appier Press & Analyst Summit 2018」を開催し、「LINE ビジネスコネクト」との連携や企業におけるAI活用について説明した。

AIでLINEの友だち一人ひとりに最適なメッセージを

 Appierの提供するアイソンはAIにより、オーディエンス分析・予測を可能にするプラットフォームだ。LINE ビジネスコネクトとの連携を実現したことにより、LINE ビジネスコネクトを使用する企業は、AIで分析した自社のフォロワー(友だち)に関するインサイトを入手することができるようになる。それにより、フォロワー一人ひとりに適切なメッセージを配信することが可能になる。

 アイソンのAIエンジンはLINEユーザーのIDと、20億を超えるユーザーやデバイスから構成されるAppierのCrossXデータベースを照合する。この照合結果から、フォロワーの関心キーワードや趣味嗜好を参照し、セグメントすることができる。さらにアイソンはオーディエンス予測機能を提供。LINE ビジネスコネクトを導入している企業は、こうしてセグメント化された、高いコンバージョンが予想されるターゲットオーディエンスに対して最適化したメッセージを配信することが可能となる。

 フォロワーがECサイトに訪問したが、商品を購入しなかった場合、ユーザー企業はこのフォロワーに対してLINE上で購入を促すクーポンなどを提示するといったことが実現できる。

イベントではAppier製品担当マネジャーのベン・チャン氏によるデモも行われた
イベントではAppier 製品担当マネジャーのベン・チャン氏によるデモも行われた

 Appierのプロダクトマネジメント担当ヴァイスプレジデントのマジック・ツー氏は「LINEの公式アカウントを持つ広告主の間ではブロック率をどう抑えるかが課題となっています。また、LINE側としても配信されるメッセージをアクションにつなげていきたいというニーズがあります。その2つを解決するのが、ユーザー個人の興味関心にマッチしたパーソナライズドされたメッセージの発信です。アイソンの活用によりそれが実現できるでしょう」と述べた。

Appierプロダクトマネジメント担当ヴァイスプレジデントのマジック・ツー氏
Appier プロダクトマネジメント担当ヴァイスプレジデントのマジック・ツー氏

 日本、台湾、タイ、インドネシアのアイソンとLINE ビジネスコネクトのユーザー企業は、2018年6月以降、この連携プラットフォームを利用することができる。

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この記事の著者

市川 明徳(編集部)(イチカワ アキノリ)

MarkeZine編集部 副編集長 大学卒業後、編集プロダクションに入社。漫画を活用した広告・書籍のクリエイティブ統括、シナリオライティングにあたり、漫画技術書のベスト&ロングセラーを多数手がける。2015年、翔泳社に入社。MarkeZine編集部に所属。漫画記事や独自取材記事など幅広いアウトプットを行っ...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2018/04/16 11:11 https://markezine.jp/article/detail/28223

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