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新登場の無料アクセス解析ツール「Yahoo!ログール」と「Google Analytics」の違いとは?

 無料提供される「Yahoo!ログール」の利用登録には、「Yahoo!プロフィール」に登録されている画像と表示名を使う。取得したブログパーツを自分のブログに貼り付けると、ブログ読者の性別、年代、職業、居住地などを取得し、閲覧することができる。ブログパーツは、いわばトラッキングコードの代わりとなる。

 「Yahoo!ログール」で提供するブログパーツは、JavaScriptに対応しているブログやサイトで設置可能となっており、動作確認済みのブログは、FC2ブログ、JUGEM、livedoorブログ、Seesaaブログ、So-net blog、アメーバブログ、ココログ、ドリコムブログ、ヤプログ!の9サービス。現在、Yahoo!ブログとジオログでは利用することはできない。

ブログパーツには、サイト管理者や
訪問者の画像や名前を表示することができる

 サイトやブログの訪問者は、ブログパーツに表示された最新の訪問者(5名まで表示)を見たり、「サイトサマリー」のリンクからそのサイトのアクセス解析情報を閲覧することができる。また、訪問者の情報は「足あと」情報として「足あと帳」に記録され、訪問者の名前と訪問回数、訪問日時を見ることができる。足あとが残るのは「Yahoo!ログール」に利用登録した人が、Yahoo! JAPAN IDでログインした場合のみ。足あと帳は、すべての人に公開され、お互いの足あと帳を閲覧することができるため、自分の足あとを残したくない、特定の人の足あと情報は表示したくないといった設定も可能となっている。 

「ログール」のアクセス解析機能

 ブログパーツを貼ることによって取得したデータは、ログールのサイトにログインすると、「ダッシュボード」や「足あと帳」「ブロックリスト」など6つのリンクが用意され、カテゴリやコーナーごとに整理されて情報が表示される。

 このうち「ダッシュボード」ではブログパーツを貼ったログやサイトを最大3つまで登録し、情報を管理することができる。「サイトサマリー」として閲覧できるのは、アクセス数累計、訪問者数、平均滞在時間、リンクされた数、ブックマーク数、RSSリーダー登録数のほか、過去3か月間のページビュー数(PV)、ユニークユーザー数(UU)や、訪問者が「Yahoo! JAPAN ID」に登録した性別・年代・居住地・興味・職業・業種が円グラフで表示される。

「サイトサマリー」には、その登録サイトの各種アクセスデータが表示される

 そのほか、人気ページランキングや検索ワードランキング、訪問者がサイトを訪れる直前に見ていたページ情報、サイトを離れた直後に訪れたページ情報を閲覧することも可能となっている。これらのサイトサマリーも、サイト訪問者がブログパーツのリンクから簡単に閲覧することができる。また、「Yahoo!ログールのおすすめ」には著名ブロガーのブログもリンクされ、そのブログに飛んでブログパーツをクリックするとアクセス解析データを見ることができる。

 「ログール」はアクセス解析機能を無料で提供するだけでなく「公開して共有」する点が、同じ無料のアクセス解析ツール「Google Analytics」と異なっている。サイトのアクセス解析情報は、これまでサイト運営者が利用することに主眼が置かれていたが、「Yahoo!ログール」はそれをサイトの読者や訪問者が共有することによって、ブログを「mixi化」する試みとも言えるだろう。

【関連リンク】
25%の法人が「自社携帯サイトのアクセス解析をしていない」と回答【インプレスR&D調査】
Google Analytics、業界標準データと自社サイトを比較できるサービスをスタート
【アクセス解析活用術】データ分析を成功させる、5つの“ちょっとしたコツ”とは
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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2008/03/19 16:59 https://markezine.jp/article/detail/2948

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