Supershipホールディングスとテレビ朝日、サイバーエージェント、電通、博報堂DYメディアパートナーズの5社は、拡大する動画広告市場での収益機会を獲得するため、デジタル動画広告配信事業を展開する合弁会社を設立することで合意した。
合弁会社はテレビ朝日の連結子会社として、動画広告を配信するプラットフォームを構築・運用していく。その際、テレビ朝日とサイバーエージェントはメディアビジネスで培った資産・知見を持ち寄り、SupershipホールディングスはテクノロジーとDMPを提供。また、電通と博報堂DYメディアパートナーズは広告のセールス面で支援する。
合弁会社はまず、テレビ朝日の無料広告型見逃し配信サービス「テレ朝キャッチアップ」の広告枠と「AbemaTV」の一部広告枠において動画広告の配信を行い、他のデジタルメディアなどにも利用を呼び掛けていく。
5社は合弁会社を通じて、顧客の投資対効果をより高めることができるプラットフォームを提供するとともに、新しい形の動画広告を提供することで、データテクノロジーにおける新規市場の創出を目指していく。
【関連記事】
・Supership、「Ad Generation」においてインストリーム広告のメディエーションに対応
・SupershipのSSP、米Molocoのアプリ向け広告配信プラットフォームとRTB接続を開始
・「AbemaTV」が全世界からの視聴に対応 海外在住・旅行中の日本人による視聴を想定
・「AbemaTV」が電通・博報堂DYMPの「動画広告配信サービス」と接続を開始 広告収益の拡大へ
・テレビ朝日とKDDI、共同でスマホとTVCMを連動させたプロモーション手法を開発へ