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行動経済学をマーケティングに取り込むノウハウを解説、『ビジネスデザインのための行動経済学ノート』

 行動経済学の研究や事例を聞くにつれ、マーケティングに取り入れたいと思う気持ちは高まっていきます。一見不合理な人間の心理特性をビジネスに活用できれば、それこそ最高のマーケティングになりそうだからです。

 しかし、行動経済学の知見にもとづいてユーザーの心理・行動をデザインし、サービスやプロダクトに活かすのは簡単ではなく、うまくいかないことも少なくありません。その原因はいったいどこにあるのでしょうか。

 MarkeZineを運営する翔泳社では、そんな課題を乗り越えて行動経済学をビジネスに活かすノウハウを学べる『ビジネスデザインのための行動経済学ノート バイアスとナッジでユーザーの心理と行動をデザインする』を9月13日(月)に発売しました。

 本書を手掛けるのは、noteで行動経済学やストラテジー・デザインの情報を発信されている中島亮太郎さん。図解を豊富に掲載し、一目で理論の概要が掴めるようになっています。もちろんそれだけでなく、そうした理論をマーケティングの現場で活用するためのノウハウがわかりやすく解説されています。

 ユーザーや顧客を理解するには、まず人間について知らなければなりません。企業目線で押しつけがましい施策ではなく、ユーザー目線でつい手が伸びてしまう施策を立案し、成果を求める方におすすめの1冊です。

目次

1章. フレーム
フレーム1. ユーザーとビジネスをつなぐ
01. 利便性や効率性追求の落とし穴
02. ビジネスに役立つ行動経済学
03. ユーザーの立場から考える

フレーム2. 認知と行動の特徴をつかむ
04. 人と機械の違い
05. 認知の流れ
06. 8つのバイアス
07. 4つのナッジ
08. バイアスとナッジで行動を変える

2章. バイアス
バイアス1. 人は相手を気にする
09. ピア効果(一緒だと頑張れる)
10. 社会的選好(相手への気づかい)
11. 返報性(お返ししなければ)
12. シミュラクラ現象(顔の力)
13. 権威(上下関係の意識づけ)

バイアス2. 人は周囲に左右される
14. バンドワゴン効果(行列心理)
15. ハーディング効果(少数派は不安)
16. ナッシュ均衡(お互いさまの関係)
17. 希少性(失いかけると欲しくなる)
18. 社会的証明(何かに頼りたい)
19. 傍観者問題(みんな見て見ぬ振り)

バイアス3. 人は時間に影響を受ける
20. ヒューリスティック(近道思考)
21. 現在バイアス(今が大事)
22. 正常性バイアス(変化がキライ)
23. 回想バイアス(つじつま合わせ)
24. エンダウトプログレス効果(進むとやる気が出る)
25. ピークエンドの法則(終わりよければすべてよし)

バイアス4. 人は距離を意識する
26. 保有効果(自分のものが一番)
27. DIY効果(自分が関わると過大評価)
28. MAYA理論(先進さと馴染み)
29. タッチ効果(触れるが勝ち)
30. 内集団と外集団(身内びいきの習性)
31. ノスタルジア(なつかしさマーケティング)

バイアス5. 人は条件で認識を変える
32. プロスペクト理論(損失回避)
33. アンダーマイニング効果(報酬とやる気)
34. ギャンブラーの誤謬(次こそは心理)
35. 心理的リアクタンス(やっちゃダメの反動)

バイアス6. 人は枠組みで理解する
36. プラセボ効果(病は気から)
37. キリのいい数字効果(ざっくり分類思考)
38. 選択のパラドックス(多いと選べない)
39. アンカリングとプライミング(順番が大事)
40. フレーミング効果(ものはいいよう)

バイアス7. 人は気分で行動する
41. 好意(好きだと寛容に)
42. チート(みんなラクしたい)
43. 真夜中のラブレター(感情まかせで後悔)
44. ゲーミフィケーション(遊びと努力)

バイアス8. 人は決断にとらわれる
45. 一貫性(固執と結びつけ)
46. サンクコスト(もったいないの罠)
47. 認知的不協和(セルフ洗脳)

3章. ナッジ
ナッジ1. ナッジを理解する
48. ナッジの構造
49. ナッジのフレームワーク

ナッジ2. ユーザーの行動につなげる
50. デフォルト(無意識にうながす)
51. 仕掛け(自然にうながす)
52. ラベリング(意図的にうながす)
53. インセンティブ(報酬でうながす)

ナッジ3. 商品やサービスをデザインする
54. テキスト
55. ビジュアル
56. モノ
57. 操作画面
58. 場や接客
59. ビジネス戦略
60. 心がけ

ビジネスデザインのための行動経済学ノート

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ビジネスデザインのための行動経済学ノート
バイアスとナッジでユーザーの心理と行動をデザインする

著者:中島亮太郎
発売日:2021年9月13日(月)
定価:2,200円(本体2,000円+税10%)

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この記事の著者

渡部 拓也(ワタナベ タクヤ)

 翔泳社マーケティング課。MarkeZine、CodeZine、EnterpriseZine、Biz/Zine、ほかにて翔泳社の本の紹介記事や著者インタビュー、たまにそれ以外も執筆しています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2021/09/13 07:00 https://markezine.jp/article/detail/36916

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