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企業はクリエイターとどう向き合うべきか?UUUMとアマナが考える、消費者の心に届くコンテンツ作り

 クリエイターの存在感が増す中、企業はどのように彼らや消費者とコミュニケーションを取るべきなのだろうか。本記事では、2023年5月24日・25日に開催されたオンラインイベントamana Brand Communication Day 2023 Springのセッション「消費者の心に響くコンテキストマーケティング戦略」の様子をレポート。UUUM 執行役員の市川義典氏を迎え、コンテンツとユーザーの関係性について語った。

クリエイターを軸に6事業を展開

杉山:皆様の自己紹介をお願いいたします。

市川:UUUMで執行役員を務める市川です。制作会社や広告関連会社を経て、UUUMに入りました。今はマーケティングとコンテンツを掛け合わせたインフルエンサーマーケティングに従事しています。

UUUM 執行役員/UUUM GOLF 取締役/HUUM 取締役副社長 市川義典氏
UUUM 執行役員/UUUM GOLF 取締役/HUUM 取締役副社長 市川義典氏

青木:アマナのプランニング&デザイン、いわゆるコミュニケーション領域の企画/制作を統括している青木と申します。元々ディレクターとしてブランディングやプロモーションなどを担当しており、今は統括の立場ですがプレーヤーとしても働いています。

杉山:モデレーターを務める杉山です。私は企業ブランディングのプロジェクトデザインを担当しています。また、社内ではクリエイティブ人材育成プログラム「amanaCreativeCamp」に開発・担当として携わっております。

 まず、UUUMの事業内容についてお聞かせください。YouTuberのマネジメント事業のイメージはありますが、いかがでしょうか。

市川:2023年5月末で10周年を迎えたUUUMは、これまでクリエイターやインフルエンサーが職業として認められることを目指して事業展開してきました。具体的にはマネジメント、イベント、タイアップ、グッズ/ブランド、ゲーム、メディアの6領域です。ゲーム開発はあまり知られていませんが、クリエイターに監修やキャラクター開発などを担当してもらいながら取り組んでいます。

高い熱量と専門性に価値を見出す時代に

杉山:近年はどのようなクリエイターが消費者に人気なのでしょうか。

市川:消費者の好みやニーズも多様な時代の中で、突出した専門性や強烈な意思を持って活動するクリエイターに魅力を感じる人が増えていると思います。日頃から常に企画を考え、内容だけではなく情報発信方法や配信タイミングなども含めて、「クリエイティブ」そのものを楽しんでいる人に人気が集まる傾向にあります。

UUUMの所属クリエイター
UUUMの所属クリエイター

青木:アマナにはフォトグラファーやCGクリエイター、デザイナーなど多種多様なクリエイターがいます。その中でも新しい時代に合わせてスキルをアップデートし、チャレンジを続ける人が伸びている印象です。

 たとえば、CG制作やデザイナーをやっていた人がマーケティングなどのスキルを得て活躍するケースもあります。高い熱量と専門性を持つ人に注目が集まるという点には共通点を感じますね。

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この記事の著者

加納 由希絵(カノウ ユキエ)

フリーランスのライター、校正者。地方紙の経済記者、ビジネス系ニュースサイトの記者・編集者を経て独立。主な領域はビジネス系。特に関心があるのは地域ビジネス、まちづくりなど。著書に『奇跡は段ボールの中に ~岐阜・柳ケ瀬で生まれたゆるキャラ「やなな」の物語~』(中部経済新聞社×ZENSHIN)がある。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2023/07/28 08:00 https://markezine.jp/article/detail/42674

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