日本電信電話（以下、NTT）と東日本電信電話（以下、NTT東日本）とTBSテレビ（以下、TBS）の3社は1月6日、映像・音声プロダクションの効率化と高度化に向けて、制作拠点と撮影現場をIOWNオールフォトニクス・ネットワーク（以下、APN）で接続するリモートプロダクションの地上波生放送音楽番組における活用に成功したと発表した。

　同取り組みでは、TBSの赤坂スタジオサブと生放送の音楽番組を行う新国立劇場をAPNで接続した音声リモートプロダクションを実施。これにより、中継現場ではなく音声環境が良いTBSの赤坂スタジオサブで制作できる環境を実現した。

　なお、APNはNTT東日本のAll-Photonics Connect powered by IOWNを用いて構成。IP-GWなどの映像系のネットワーク装置はソニーマーケティングが提供した。

　3社は今後、同取り組みでの活用装置および技術をふまえて映像・音声制作のフィールド実証を共同で推進。映像・音声プロダクションDX推進による制作の質の向上や音声制作拠点、撮影現場へのアクセシビリティの確保を目指す。

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