マイボイスコムは、5月に「大手スーパーのブランドイメージ」に関するインターネット調査を行い、14,980件の回答を得た。大手スーパーの利用者は92%で、そのうち「ジャスコ」が33%でトップ、次位は「イトーヨーカドー」(21%)。ジャスコは、品揃え、価格、信頼性のいずれにおいてもトップとなり、次位は「イトーヨーカドー」という結果となった。2005年5月の第5回調査から今回まで、ジャスコは、最もよく利用しているスーパーの1位を維持している。
利用する際に最も重視する点は「価格が手頃」で7割を超えており、「取り扱い商品のジャンルが幅広い」「自宅や職場からのアクセスがよい」が続いている。スーパーでのPB(プライベートブランド)商品の購入経験は8割を超えており、内容は「お菓子」が48%と最も多く、「パン類」「飲料」「乳製品」「袋めん・カップめん」など、日常的に利用する食品が続いている。
また、回答者から寄せられた、利用してよかったサービス、あったらいいと思うサービスでは、「中古の品と割引券を交換してくれるサービス。処分に困っていた衣料品などが割引券に代わるのはとてもうれしかった」(男性・16歳)、「セルフレジが思ってたより簡単で良かった。電子マネーでポイントが貯まるのも便利だし良いサービス」(女性・29歳)、「犬を預かってくれるところがあれば、楽に買い物できる」(女性・35歳)、「店内に検索用の端末が設置されていて、商品の場所や在庫の検索ができればよい」(男性・46歳)、「宅配サービスが、車と体力のない人には、とても助かる」(男性・64歳)などがあがっている。利用者の多様化するライフスタイルに合わせて、スーパーが提供できるサービスはまだまだありそうだ。
【関連記事】
・住友商事が、ネットスーパー市場に参入
・楽天、生鮮食品中心のネットスーパー事業に参入
・デリバリーサービス利用者の9割が「ピザ」を注文、ラーメンや蕎麦は少数派
・Wiiに「出前チャンネル」登場、店舗検索から注文までOK