インターワイヤードが運営するDIMSDRIVE(ディムスドライブ)は、「駅ナカ」に関する調査を行い、その結果を発表した。
利用時間帯~男性と女性でピーク時間帯は異なる
「駅ナカをよく利用する時間帯」について尋ねたところ、「17~20時」(17.7%)が最多、次いで「14~16時」(17.2%)であった。始発~20時までは、時間が経つにつれ利用者が多くなり、午後に訪れる人が多い。
男女で見ると少々異なっており、ピークの時間帯にずれがあることがわかった。男性は、「17~20時」(19.3%)が最も多く、次いで「14~16時」(13.6%)、「10~13時」8.9%と続く。女性は、「14~16時」(22.3%)が最も多く、次いで「17~20時」(15.4%)、「10~13時」(12.1%)であった。ピークの時間帯から類推すると、男性は会社帰りに、女性は夕飯(の支度)前に駅ナカへ寄るようだ。
駅ナカの利点「ついでに寄ることができる」「時間つぶしができる」
駅ナカ利用者(n=3,506)に「駅ナカのどんなところがよいと思いますか」と尋ねたところ、「駅を出る必要がない」(50.4%)、「ついでに寄ることができる」(44.0%)、「時間つぶしができる」(42.5%)、「時間がなくても寄ることができる」(34.0%)であった。
自由回答では、「地元にはない地元の物産店がある」「モバイルにチャージができる」「場所が分かりやすい」「接客態度の良い店員さんが多い」「店舗が多数ある」などがあがった。
2割以上の人が駅ナカのお店目当てに駅に立ち寄った経験あり
「駅ナカにあるお店を目当てに、その駅に立ち寄ることはありますか。」と尋ねたところ、「ある(よくある・たまにある)」と回答した人は22.0%であった。2割以上の人が駅ナカを目当てに駅に立ち寄っていることが明らかになった。
また、駅ナカのお店目当てで立ち寄ることがある駅の名前を自由に記入してもらったところ、1位は東京駅(143票)、次いで品川駅(104票)、大宮駅(49票)、大阪駅(45票)の順であった。
【調査概要】
調査方法:インターネットを利用した市場調査
調査期間:2013年4月10~15日
有効回答数:DIMSDRIVE登録モニター男女6,976人
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