MarkeZine(マーケジン)

MarkeZine(マーケジン)

記事種別

日本は最もモバイルコマースが浸透している市場に【Criteoモバイルコマースレポート】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る
2014/12/18 08:00

 Criteoは、モバイルにおける消費者の購買行動やトレンドに関するレポートを発表した。同レポートによると、日本は調査対象国の中で最もモバイルコマースが浸透している市場だということがわかった。

 Criteoがモバイルにおける消費者の購買行動やトレンドについてまとめた「State of Mobile Commerce」によると、世界のオンラインショッピングにおけるモバイル使用率は30%に拡大したことがわかっている。特に日本および韓国での使用率は圧倒的に高く、日本は調査対象国でも最高の49%、韓国は45%を占める。また、日本と韓国でのモバイル使用率はさらなる伸長が予想されており、Criteoでは両国とも2015年には50%を超えると見解を示している。

 また日本では、モバイルにおける100ユニークユーザあたり5ユーザ、つまり5%がトランザクションを行っており、グローバル平均の2倍にのぼる。デバイス別にみると、Androidスマートフォンが5.7%と最も高く、次いでiPadが5.1%、Androidタブレットが4.7%、iPhoneは4.3%となっている。

各国のトランザクション(上)と、日本のモバイルショッピングの傾向(下)
各国のトランザクション(上)と、日本のモバイルショッピングの傾向(下)

 Androidデバイスは、スマートフォンでのオンラインショッピングの3分の1超を占めていることがわかった。特に、ドイツ、イタリア、スペイン、ブラジル、韓国などでスマートフォン経由でのオンラインショッピングにおけるAndroidの割合はiPhoneを上回っている。日本においてもECの43%、旅行の43%がAndroidでの取引となっており、iPhoneに近づいてきていることがわかった。

 端末にフォーカスすると、欧米に比べアジアでスマートフォン使用率が高い。日本ではモバイル使用率の49%のうち、スマートフォンの使用は44%、タブレットの使用は5%となっている。一方、英国、ドイツ、オランダ、フランス、ロシアでは、タブレットの使用率がオンラインショッピング全体の50%を上回っている。

日本・韓国ではスマートフォンが主流、欧米ではタブレットを重視
日本・韓国ではスマートフォンが主流、欧米ではタブレットを重視

 EC企業に目を向けると、各調査対象国におけるEC企業上位4分の1は、モバイル経由のオンラインショッピングが平均45%前後(日本と韓国は65%超)となっている。一方、下位4分の1の企業ではモバイル経由でのオンラインショッピングが14%程度に留まっており、上位企業との差は4倍以上になっている。このことから、モバイルを重視していないEC企業は、ビジネス機会を大幅に失っているとレポートでは指摘している。

 【調査概要】
 調査期間:2014年10月
 調査対象国:日本、韓国、米国、英国、スペイン、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、ロシア、ブラジル
 調査方法:ECおよび旅行業界の広告主から集めたトランザクションレベルのデータを個別に分析

【関連記事】
IoT広告市場、2020年には約5倍に成長/生活者関連データは約45倍に【国内IoT広告市場調査】
PCの月間ネット利用者数は昨年より8%減/スマホの月間ネット利用者は30%増【ニールセン調査】
20代女性は毎日60分以上スマホで情報収集/広告は無料なら仕方ない【情報・広告意識調査】
価格競争に限界、クチコミ閲覧減少で問われる“情報の質”【宿泊予約サイト満足度調査】
2013年度のアイドル市場は前年度比約2割増/オタクの約7割は未婚者【オタク市場に関する調査】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • プッシュ通知を受け取る

関連リンク

バックナンバー

連載:MarkeZineニュース

もっと読む

この記事もオススメ


過去の人気記事ランキング

All contents copyright © 2006-2016 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5