ウェアラブル端末について聞いたところ「知っている(利用している)」と回答した人が6.6%、「知っている(利用していない)」と回答した人が33.0%、「名前は聞いたことはあるが意味は分からない」が16.0%と合わせると認知度は55.6%となった。昨年6月に行った「2014年ウェアラブル端末に関する調査」では認知度が39.8%だったのに対し、15.8ポイント増える結果となった。
ウェアラブル端末を知っていると答えた人(N=872)に、発売の有無に関わらず知っているウェアラブル端末について聞いたところ、「Google Glass」が70.6%と最多、次いで「Apple Watch」が57.6%、「SMART WATCHシリーズ」が23.6%と続いた。
ウェアラブル端末非利用者(N=2,058)を対象に、メガネと時計型のそれぞれの利用意向を聞いた。メガネ型ウェアラブル端末は「利用したい(6.5%)」「やや利用したいと思う(14.6%)」を合わせて、21.1%が利用したいと回答。時計型ウェアラブル端末は、「利用したい(8.3%)」「やや利用したいと思う(19.0%)」と合わせて27.3%が利用したいと回答した。
メガネ型端末の利用意向がある人(N=435)が求める機能は「道案内、ナビゲーション」が61.6%と最も多く、次いで「周辺情報通知/視界情報補足(57.5%)」、「写真・動画撮影(54.7%)」となった。時計型ウェアラブル端末の利用意向者(N=563)の場合、最多回答は「道案内、ナビゲーション(60.4%)」と、メガネ型端末と同様となった。しかし以降は、「電話(48.0%)」「音楽再生(45.6%)」と続き、利用ニーズの差異が見えてきた。
【調査概要】
調査期間:2015年2月13日~2月15日
有効回答:2,203人
調査方法:インターネット調査
調査対象:15歳以上の男女
【関連記事】
・6割超がウェアラブル端末「知らない」/利用意向は1割に【MMD研究所調査】
・ウェアラブル端末の購入意欲は5年間堅調/デジタル体験の差別化が重要【アクセンチュア調査】
・2014年はスマートフォンがメディアとしてのポジションを獲得した年【ジャストシステム調査】
・話題の「ハッシュタグ検索」とは?若年層女性の約半数が利用経験あり【アライドアーキテクツ調査】
・3大動画サービス「YouTube」「ニコ動」「GYAO!」の利用動向の違いは?【ニールセン調査】