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数撃ちゃ当たるは時代遅れ!なぜ、行動心理学がネット広告のクリエイティブ改善に有効なのか

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2016/01/26 08:00

 行動心理学とネット広告のクリエイティブ。一見すると双方関係のないようなキーワードですが、行動心理学を応用しネット広告のクリエイティブをより改善させることが可能なのをご存知でしょうか。今回から3回にわけて、行動心理学ベースのクリエイティブ改善について基礎から事例まで紹介します!

ネット広告のクリエイティブ改善に行動心理学は必要か?

 今回から全3回で「行動心理学とネット広告のクリエイティブ」に関する連載をはじめます、Web行動心理学研究所 所長の亀谷です。よろしくお願いします。

 さて、最初から元も子もないことを申し上げますが、ぶっちゃけ、「行動心理学」を知らなくても、ネット広告クリエイティブの効率改善は可能です。私自身の経験を振り返ってみても、10年以上も前から「行動心理学」など全く考えずに、ただがむしゃらに、どうすれば効率が良くなるのかの仮説をたてABテストを繰り返す、という効率改善作業を現場でやってきました。

 The end justifies the means.

 どんなに仮説に根拠なくやっていようとも、予想した結果に辿りついていれば、その手法は正当化されます。反応が数値として明らかにでるネット広告は、結果が全てです。最終的な結果が良くなれば、そこに至る過程はあまり問われませんし、後づけの考察で十分に戦えていました。

 ただ、現在のネット広告業界では「ABテストを行って効率を改善しましょう!」なんて、新卒1年目の営業マンですら口にする当たり前のこととなり、結果を出すまでのスピードと確率がよりシビアに問われるようになっています。だからこそ、今この業界で戦うためには、どうすればレスポンスが上がるのかという知見を保有し、より高い確率で効果につながるクリエイティブを作れる力が必要となりました。

 これまでABテストを繰り返し、知見を貯めてきた方、安価なコストで制作を行い大量にABテストを行えるシステムなども増え、競争は激化するばかりです。だからこそ、今この業界で戦うためには、どうすればレスポンスが良くなるのかを明確に理解し、適切なテストプランを論理的に作れる力が必要になりました。

 そこで役立つのが、行動心理学なのです。

 行動心理学とは、人間の一つひとつの行動に対する心理的な理由づけを行う学問です。生活者の心の動きをあらかじめ予見し、それをマーケティングに活用することができれば、こんなに素晴らしいことはありません。また行動心理学を知ることは、初期のクリエイティブ企画に役立つだけではなく、テスト結果を論理的に分析し、より有効な改善プランを作るというPDCA作業上においても重要な役割を担います。


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