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売上はアプリDLに比例して向上! 開封率も約4倍、ディノス・セシールが語るアプリの持つポテンシャル

2016/07/04 10:00

 ディノス・セシールが2015年11月にリリースした「ディノス セール公式アプリ」が、順調に効果を出しているという。モバイルファーストと呼ばれながらも、アプリの制作・運用に課題を感じ二の足を踏む企業も少なくない。同社はどのような取り組みをしてきたのか。今回、同社でアプリ導入及び、現場での運用を担当する蓼沼透氏、元谷恒氏、稲土暁史氏に詳しい話を聞いた。

スマートフォンからのセッションがPCを上回り、アプリ導入を決断

 モバイルファーストと呼ばれる現在、アプリ導入を検討するものの、制作や運用負荷などのハードルに悩む企業は多い。ディノス・セシールは、それらの課題をクリアしながらアプリをリリース。成果を出しているという。今回、同社 蓼沼透氏、元谷恒氏、稲土暁史氏に詳しい取り組みを聞いた。

左から、株式会社ディノス・セシール 特販部 WEB通販ユニット ユニットマネージャー 蓼沼透氏、同ユニット チーフ 元谷恒氏、マーケティング部 稲土暁史氏
右から、株式会社ディノス・セシール 特販部 WEB通販ユニット ユニットマネージャー 蓼沼透氏
同ユニット チーフ 元谷恒氏、マーケティング部 稲土暁史氏

 蓼沼氏と元谷氏が所属する特販部は、アウトレット商品をインターネット通販・催事・店舗で展開する。両氏は主にインターネット通販の領域を担当し、ビジネスの現場で実際にアプリを活用している。一方、マーケティング部は全社のマーケティング支援を行う。稲土氏はアプリ活用におけるツール選定から導入、立ち上げまでを担当した。

 2014年頃から、アプリ導入を検討していた同社。本格導入の決め手になったのが、オンラインショップで、スマートフォンからのセッションがPCを上回ったことだという。

 「スマートフォンのタッチポイント確保にはアプリが欠かせませんし、プッシュ通知による接点拡大はとても魅力的です。しかし、アプリ制作にあたってのコストや運用の手間がネックになっていました」(稲土氏)

 AndroidとiOS向けの2種類のアプリをスクラッチで用意するとなると、大きな予算が必要になる。また、リリース後もOSアップデートに対応する必要もあり、施策の実施のほかにも手を掛けねばならない。これらの課題を払拭できると稲土氏が考え、パートナーに選んだものがファストメディアのYappliだった。

 「クラウド型のサービスなので、制作コストはもちろん、リリース後のOSアップデート対応などシステム側の運用をお任せできています。制作負荷をかなり削減できたと感じています」(稲土氏)

アウトレット商品をフックに、商品の売上に寄与

 こうして2015年11月9日にリリースされたものが「ディノス セール公式アプリ」だ。実際の運用面では、アプリにはどのような役割を持たせているのだろうか。「アプリを新規のお客様の入り口と捉えて活用しています」蓼沼氏は語る。

 同社のECサイトは、定価で提供されるプロパー商品をメインとしている。一方、アプリでは高品質な商品を手頃な価格で揃えたアウトレット商品を中心に、オンラインショップや店舗のセール情報や、催事などの紹介を行う。まずはアウトレット商品に興味を持ってもらい、最終的にはプロパー商品の購入へつなげることが狙いだ。

 さらに、2016年からは、プッシュ通知を本格的に開始した。

 「通知の内容は基本的にセール商品の案内です。アプリでしか買えない商品も用意しています。プッシュのタイミングは試行錯誤中ですが、少なくとも週1~2回は送るようにしています。また、位置情報を利用したプッシュ通知も活用していて、例えば東京の品川で催事が行われるとしたら、その半径数km圏内に入ったユーザーにプッシュを送るような設定にします。その通知を見て実際に来店されるお客様もいらっしゃいます」(元谷氏)

 加えて、ダウンロード促進のために、毎週月曜に放映されているスポットCMにもアプリの情報を掲載している。36,000ダウンロードを超え、アクセス件数も順調に増加している。

 「ダウンロード数に比例して、アプリ経由の売上が増えています。一方、そのなかでアウトレット商品のシェアはあまり高くない。つまり、アウトレット商品をフックに入って来たものの、プロパー商品を買う傾向にあると考えられます。当初の狙い通りになっていると感じますね」(蓼沼氏)

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