サイバーエージェントと、広告クリエイティブ集団のPARTYが共同出資で設立したCYPARは、広告アイデア開発AIツール「CYPAR TANE(サイパータネ)」の試験運用を開始した。
同ツールは、サイバーエージェントのAI技術研究開発組織「AI Lab」が保有する知見と、PARTYがもつテクノロジーとストーリーテリングを融合した広告デザインのノウハウを掛け合わせ開発。オンライン・オフラインを問わず、会議の場での効率的なアイデア出しを支援する。
また、広告主企業への提案に際し、同ツールのプロジェクトオーナー中橋敦氏、クリエイティブプロセス開発者の中村大祐氏を中心に、サイバーエージェントおよびPARTYのクリエイターが案件に応じてチームを組む、企業コラボレーション推進チーム「TANE Team」を発足。同ツールを活用し、AIとクリエイターが一体となったクリエイティブプロセスの提供を行う。
【関連記事】
・C Channelとヤフー、新動画広告を協働で提供開始 女性の共感を得るクリエイティブを活用
・博報堂の「TEKO」と蔦屋家電エンタープライズ、クリエイティブコンサルティングサービスで協業
・博報堂、平成生まれの共感を喚起するクリエイティブチーム「CREATIVE TABLE最高」を発足
・ヤフー、「Yahoo! JAPAN じぶんCM」を提供 ターゲット毎にクリエイティブの出し分けが可能
・DAC、TikTokのクリエイティブパッケージを提供開始 企画から配信まで一貫して支援