SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第106号(2024年10月号)
特集「令和時代のシニアマーケティング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

屋外広告の新宿3D猫はどのような人が見ているのか?【クロスロケーションズ調査】

 クロスロケーションズは、自社開発した位置情報ビッグデータ活用プラットフォーム「Location AI Platform(以下、LAP)」の分析メニューを活用し、屋外広告について分析した調査結果を発表した。

話題の場所で屋外広告を見た人は

 2021年7月12日、新宿駅東口にある街頭ビジョンのクロス新宿ビジョンに巨大な3D猫が現れて話題となり、多くの人の注目が集まった。同調査ではその3D猫の屋外広告を見ることができるクロス新宿ビジョン周辺をポリゴンで指定し、その人流の変化をグラフ化した。

クロス新宿ビジョン周辺に来訪した人の推計来訪数推移をグラフしたもの

2021年6月25日にクロス新宿ビジョンに存在する3D猫の屋外広告についてのテスト放送が開始された。その後、「巨大猫現る!」など海外を含めてSNSで話題になったことがテレビなどで報道され、話題が広がった。その後、2021年7月12日の本格運用開始に向けて週末の人出が増加していたことが確認できた。

新宿東口3D猫広告に訪れた20代は29.2%と約12ポイント上昇

 今回の調査では、同期間でこのエリアに訪れたデモグラフィックの分析も実施した。

 新宿駅東口(3D猫)周辺に訪れた人の割合は20代が29.2%であるのに対し、同じ期間に新宿南口に訪れた20代は17%という結果であった。同じ新宿駅であっても、新宿駅東口側に流れる来訪者と、新宿駅南口側に流れる来訪者には違いが出ることがわかる。

新宿駅東口(3D猫)屋外広告周辺に訪れたデモグラフィック

 これらの情報を鑑み、屋外広告などの設置や屋外広告企画を考える場合これらのデモグラフィックを参考に設置期間やクリエイティブプランを練ることで、より広告効果や集客効果を効率的に高めることができると同調査は指摘した。

新宿駅南口周辺に訪れたデモグラフィック

 

【関連記事】
クロスロケーションズ、位置情報広告配信「XL Advertising」にて競合比較機能を追加
クロスロケーションズ、人流統計データを提供開始 位置情報ビッグデータのAI解析システムとAPI連携
クロスロケーションズ、店舗周辺の人流を性・年代別に把握できる「デモグラ速報」をリリース
クロスロケーションズ、エリアマーケティングの施策効果を地域別に可視化する機能をリリース
クロスロケーションズ、全国9業種の店舗周辺と主要都市の人流変化が一目でわかる「全国人流グラフ」を一新

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2021/09/13 13:45 https://markezine.jp/article/detail/37266

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング