電通グループは、事業変革の加速と経営の高度化、顧客対応の強化を目的に、グローバル経営体制に移行すると発表した。
同グループでは、2020年にグループ全体の包括的な見直しと、事業トランスフォーメーションの実現に向けた取り組みを開始。今回発表した経営体制の移行もその一環だ。
具体的には、2023年1月1日(日)付で「電通ジャパンネットワーク」と「電通インターナショナル」による2事業体制を解消し「ワン・マネジメント・チーム」に統合。4地域制(日本、米州、EMEA、APAC)で事業運営を行い、同グループの五十嵐博CEOがワン・マネジメント・チームを率いる。
新経営体制では、グローバルレベルでの顧客対応に特化した組織を新設するほか、コーポレート部門の各機能もグローバルで統合。経営体制の移行を円滑に進める推進役として「統合オフィス」を2022年9月15日(木)付で立ち上げる予定だ。
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