運用型テレビCMサービスを提供するノバセルは、自社のテレビCM運用で培ったレスポンス指標での動画広告運用ノウハウを元に、YouTube広告をビジネスインパクトにつなげる「運用型YouTube広告」サービスの提供を開始した。
同社は、これまで「指名検索数」をレスポンスの指標に掲げ、デジタルマーケティングの手法とテレビCMを融合し、広告効果を可視化することで運用型テレビCM市場を開拓。今回、YouTube広告における費用対効果の可視化や成果計測、運用改善の課題解決を目指して運用型YouTube広告サービスを開始した。
同サービスでは、YouTubeに用意されているセグメント設定に加え、各企業のサービスに沿った独自のセグメントを作成。特定の検索キーワードやURL閲覧などユーザー行動の把握により深いターゲティングが可能になる。
さらに、視聴者数、再生数が一般的な指標だったこれまでのYouTube広告と違い、同社の運用型YouTube広告は効果計測指標を強化。エリア×セグメント×動画単位でセッションと指名検索数を算出し、レスポンスの計測を行う。
これにより、これまでリーチ指標がメインであったYouTube広告においてレスポンス計測を元にビジネスインパクトにつながる効果改善が期待される。
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