海外向け購入サポートサービス「Buyee(バイイー)」を運営するtensoは、エートゥジェイが運営する販促・CRM機能一体型ECプラットフォーム「メルカート」と、海外向け購入サポートサービス「Buyee Connect」にて連携開始を発表した。
Buyee Connectは、ECサイトへのタグ設置のみで海外販売を可能にするサービス。初期費用、および月額費用ともに無償で国内企業が低リスク・低コストで越境ECを導入きる環境の構築を支援している。
一方メルカートは、SaaS型クラウドECプラットフォーム。システムの自動更新や、集客からCRMまでサポートする専門チームなどを通じて、顧客のECサイトに対する課題を解決し、売上向上の支援を行う。
同連携により、メルカートの利用企業は、Buyee Connectの利用申し込みのみで通常の連携で必要な専用タグ埋め込み作業などを行うことなく自社サイトの越境化が可能になる。世界118ヵ国・地域に対して商品販売が可能になり、多言語CS対応・海外配送・決済などをすべてBuyeeが対応する。
これにより、メルカートの導入企業は国内向けのEC運用フローを変えることなくシームレスに海外へ販路を広げることが可能になる。
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