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ChatGPTの認知度、大学生が社会人より約13pt高い結果に【TesTee Lab調査】

 メディア、リサーチ、プロモーション事業を展開するテスティーは、若年層へのリサーチ結果を発信する「TesTee Lab」にて、大学生・社会人の男女15,919人を対象に「チャット型AI」に関する調査(対象:ChatGPT)を実施し、その結果を発表した。

ChatGPTの認知率・利用率ともに大学生が社会人を上回る結果に

 まず、「ChatGPT」の認知・利用について調査を行ったところ、「ChatGPTを知らない」と回答した人は大学生が24.7%、社会人は38.0%となった。

 「利用したことがある」と回答した人は、大学生が27.2%、社会人が15.6%で、利用経験も大学生のほうが多く、大学生のほうが社会人よりも認知率・利用経験ともに高い結果となった。

 加えて、「GPT-4」やプラグインが利用可能な有料版の利用状況を尋ねたところ、「現在使っている」と回答した人は大学生で19.6%に対し、社会人は26.1%と、有料版では大学生よりも社会人のほうが利用している人が多い結果だった。

約7割が「ChatGPTは役に立つ」と回答

 次に、ChatGPTの役立ち度について調査を行ったところ、「非常に役立つ」「役立つ」と回答した人は大学生で73.0%、社会人で67.0%と、それぞれ約70%の人が役立つと回答した。一方、「あまり役立たない」「全く役立たない」と回答した人は大学生で4.6%、社会人で7.2%と否定的な回答数は少ない結果となった。

 さらに、ChatGPTの役立つ点を尋ねたところ、大学生・社会人ともに第1位は「思考の整理や問題解決」となり、2位が「難しく時間がかかる作業が効率化される」、3位が「多様な視点やアプローチを提供してくれる」と続いた。その他と回答した中には、「情報収集する際の出典を知るのに役立つ」なども見られた。

大学生と社会人の間には利用用途に差異が見られる

 続いて、大学生は学業、社会人は仕事において「ChatGPT」の利用時にどのような目的・用途で利用しているかそれぞれ質問を行った。

 大学生の第1位は「質問や疑問の解決」が37.7%、ほぼ同じ割合で第2位に「アイデア出し」が35.7%と続き、第3位は「文章の作成や校正」で28.8%となった。また、「楽曲分析」「旅行計画」などの使い方をしている人も見られた

 社会人の第1位では「情報収集」が38.0%、第2位が「質問や疑問の解決」で30.5%と続き、第3位は「アイデア出し」が27.7%だった。

 他にも、「プログラミング」や「関数の作成」など、業務に直結する使い方も一定の数見られた。また自由回答では「企業のアプリ内で疑問点があった時」や「料理の献立」といった回答も散見された。

【調査概要】
機関:自社調査
方法:自社保有アンケートメディアアプリ「Powl(ポール)」によるインターネット調査
地域:日本国内
期間:2023年8月3日(木)〜2023年8月14日(木)
対象:大学生・社会人の男女15,919人(大学生1,827人・社会人14,092人)

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2023/11/27 07:00 https://markezine.jp/article/detail/44154

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