アニメ、ファッションなど日本のポップカルチャーを世界に発信する「Tokyo Otaku Mode」を運営するTokyo Otaku Mode社(TOM)は、オンライン旅行サイトExpediaと連携。観光庁が推進するビジット・ジャパン事業に参加し、海外に向けて、訪日プロモーションを実施する。今回の連携により単なる情報発信ではなく、クーポン付きアンケートキャンペーンや、海外インフルエンサーが日本を紹介する動画などのコンテンツを掲載し、実際の訪日旅行の申し込に繋がる訴求を狙う。なお、TOMが観光庁の事業に参加するのは、昨年に続き2回目。
TOMのFacebookページは1,500万Like!を突破しているが、99%が外国人ユーザーで。また、エリア別では、アジアが約45%と最も多い。昨年TOMが参加したビジット・ジャパン事業の結果では、SNS上の潜在訪日層ユーザーとして、東南アジアおよび北中南米のユーザーが多いことが分かっている。
一方、Expediaは米国を中心に月間約9,000万のユニークユーザー、1,000万人以上のメールマガジン会員など、海外旅行に対する温度の高いユーザーを多数抱えている。現在同社はインバウンド事業に力を入れており、オンライン、オフラインの両面でキャンペーン・プロモーションを展開している。
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