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電通、TBSと共同でカーボンニュートラルを実現する「グリーンCM」を実施 温室効果ガス削減目指す

 電通は11月1日より、テレビCMの放送に伴う温室効果ガスの排出量を算出し、カーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)を実現する「グリーンCM」をTBSテレビ(以下:TBS)と共同で実施する。CMを実施するのはTBSで放送される番組、「セブンティーン・ゴールズ~未来にできること~(以下:セブンティーン・ゴールズ)」内。

 実施期間は11月1日(火)~11月29日(火)、毎週火曜日の22時57分~23時00分放送(関東ローカル)となっている。

 電通は、booost technologiesの協力のもと、テレビCMの放送に伴う温室効果ガス排出量をGHGプロトコルに基づいて算出。排出量分のJ-クレジット(温室効果ガスの削減量や吸収量を、「クレジット」として国が認証する制度)を代理購入して、広告主企業に提供できるスキームを開発。「グリーンCM」ではこのスキームによって広告主企業がカーボンオフセットを実施できる。

「グリーンCM」における各社のカーボンオフセットの取り組み
「グリーンCM」における各社のカーボンオフセットの取り組み

 さらに今回は上記に加えて、電通側は本件のプランニングおよび準備活動に伴う温室効果ガス排出量分を、TBSは「セブンティーン・ゴールズ」の制作や放送における排出量分を、それぞれクレジット購入してオフセット化した。

 なお今回の取り組みは、各社が自社事業においてできる限りの温室効果ガス削減施策を実施することを前提として、それでも削減できない分をクレジット購入によってオフセットするもの。

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2022/11/02 11:30 https://markezine.jp/article/detail/40481

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