TikTok for Businessは、デジタルプラットフォームの利用実態に関する調査結果をもとに、デジタル広告におけるTikTokの効果をまとめた「TikTok広告白書 ~広告エンターテインメントで魅せる時代へ。TikTokが消費プロセスを変革する理由とは?~」を発表した。
以下、一部内容を紹介する。
好ましい広告は「わかりやすい」「意に即している」
まず生活者の情報ニーズについて調べると、70.8%が「自分がもっと好きなこと、興味を持てることが世の中にはあると思う」、73.1%が「楽しさを感じる情報だとより興味を持ちやすい」と回答。71.8%が「新しい商品やサービスを利用する時は、実際に買った人の意見や感想をチェックする」こともわかった。
次に生活者のデジタル広告への意識を調査すると、64.5%が「ターゲティングする広告にうんざりしている」、56.4%が「自分がインターネット上で接触する広告は偏っていると感じる」と答えた。
一方で「わかりやすい」「意に即している」「世界観と特徴が伝わる」「見たくなるストーリー」が、好ましい広告の条件として挙げられた。
TikTok広告への複数回接触により、短時間での消費が起こる
続いて、生活者の広告に対する意識をプラットフォームごとに調べると、TikTokの広告は「楽しませてくれる広告が多い(15.1%)」が他プラットフォームと比較して高かった。「広告がうざい、邪魔だと感じる」という回答も3割以下だった。
また、商品を認知しているユーザーがTikTokの広告に複数回接触すると、短時間での消費が起こりやすいこともわかった。
TikTokで興味を持った商品やサービスに対して、他のプラットフォームやECサイトで調べたり店頭に探しに行ったり、周りに勧めたといったユーザーも、他のプラットフォームと比べ多い傾向にあった。
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