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2024年上半期、Z世代女子のトレンド予想は?「千金メイク」「ユルムラテ」に注目【Trepo調査】

 Creative Groupが運営する10代~20代女性向けトレンドメディア「Trepo(トレポ)」は、2024年上半期におけるZ世代のトレンド予想調査を実施。「コト・モノ」「ファッション」「グルメ・スイーツ」の3部門に分け、トレンド予想をランキング化した。

中国発の「千金メイク」に注目

 コト・モノ部門では、「千金メイク」が1位に。中国発の富豪令嬢風メイクを指し、ヘアメイクアップアーティスト・小田切ヒロ氏がYouTubeで紹介したことで話題になった。TikTokではハッシュタグ「#千金メイク」をつけた投稿が、2023年12月21日時点で累計20万回を超えている。

出典(Instagramアカウント):「千金メイク」@pipilovepink、「ノームコア」@__yuuna061、「ALTOIDS Wallet」@matuko5342
出典(Instagramアカウント):「千金メイク」@pipilovepink、「ノームコア」@__yuuna061、「ALTOIDS Wallet」@matuko5342

 2位には、究極のシンプルスタイルを意味する「ノームコア」がランクイン。あえて普通のアイテムを選ぶことで自分らしさを追求するファッションスタイルで、ジェンダーレスにアイテムを選べることからも、Z世代を中心に流行している。

 3位は「ALTOIDS Wallet(アルトイズ ウォレット)」に。ALTOIDSはイギリス発祥のお菓子ブランドだ。同ブランドのミントキャンディーの缶に好みのシールやステッカーを飾り、オリジナルケースを作ることが海外で流行。簡単に自分好みにカスタマイズでき、小物類を持ち運びやすいことから、日本でも注目され始めている。

「つけフリル」「リボンアイテム」などが話題に

 ファッション部門の1位は「つけフリル」となった。襷掛けで着用するフリルデザインのアイテムで、シンプルなコーデも簡単におしゃれに仕上げられると話題に。付け襟やビスチェとしても使用できるマルチウェイのつけフリルも多く販売され、TikTokでは着用方法を紹介した動画が投稿されるなどブームが予想されている。

出典(Instagramアカウント):「つけフリル」@kemidoll_oo、「リボンアイテム」@tks_627、「ピンクアイテム」@yeong__.u
出典(Instagramアカウント):「つけフリル」@kemidoll_oo、「リボンアイテム」@tks_627、「ピンクアイテム」@yeong__.u

 2位は「リボンアイテム」。小さなリボンをトップスやマフラー、ニット帽に複数個つけたアレンジ方法だ。幼い印象を抑えながらガーリーさを演出できるアイテムとして注目されている。

 3位には「ピンクアイテム」がランクインした。淡いピンク色のシンプルなアイテムが人気を集めており、特に冬季はダウンジャケットへの注目が高まっている。人気ブランドから続々とベビーピンクのダウンジャケットが販売されるなど、トレンドが予想される。

「ユルムラテ」「オニワッサン」など韓国フードの人気が上昇

 グルメ・スイーツ部門は、韓国の健康茶である「ユルム茶」とミルクを配合した「ユルムラテ」がトップになった。ハトムギやナッツ系の実をミックスして作るお茶で、2023年にオープンした新大久保のカフェ「SCENE clos(シンクロ)」で販売されたことをきっかけに話題を呼んでいる。

出典(Instagramアカウント):「ユルムラテ」@ri_mn_sr、「オニワッサン」@miijuu、「シューマカロン」@ochademo
出典(Instagramアカウント):「ユルムラテ」@ri_mn_sr、「オニワッサン」@miijuu、「シューマカロン」@ochademo

 2位には「オニワッサン」がランクイン。韓国・ソウルのカフェ「NUDAKE(ヌデイク)」で販売されている、おにぎりとクロワッサンを掛け合わせたフードを指す。見た目はおにぎりの形をしており、中にはキムチ・明太子・ネギ・クルミバニラ・バジルレモンなど個性的なクリームが入っている。

 3位はシュークリームにマカロンが乗った「シューマカロン」が入った。スイーツ2種が同時に楽しめる新鮮さや手軽に楽しめるサイズ感が話題だ。2023年11月にオープンしたカフェ「cf.HARAJUKU」が発祥のスイーツで、同店舗にはオープンから多くのZ世代が足を運んでいる。

【調査概要】
調査対象:「Trepo」女性読者と公式Instagramのフォロワーである16歳~22歳の女性1,000名
調査期間:2023年11月20日(月)~12月20日(水)
調査実施:Trepo編集部
調査方法:Webアンケート調査

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2024/01/05 08:15 https://markezine.jp/article/detail/44434

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