SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

MarkeZine Day(マーケジンデイ)は、マーケティング専門メディア「MarkeZine」が主催するイベントです。 「マーケティングの今を網羅する」をコンセプトに、拡張・複雑化している広告・マーケティング領域の最新情報を効率的にキャッチできる場所として企画・運営しています。

直近開催のイベントはこちら!

MarkeZine Day 2026 Autumn

川連一豊のつれづれEC日記

2016年、中小のEC事業者がAmazonを横目に打つべき施策とは JECCICAの川連さんインタビュー


何も手を打たないと、あなたのお店はあと2年の寿命かも

――オムニチャネルは、だいぶ落ち着きましたね。

 「大手事業者さんたちは、ちゃんと自分たちの戦略を考えて、実行されていますよね。早いところはオムニチャネルの土台が整ったようですから、4月以降にどんな施策を打たれるのか、とても楽しみです」

――スマホECも当たり前なので、注目のテクノロジーについてお聞きしたいと思います。

 「Instagramはじめ、ソーシャルメディアはやらざるを得ないでしょう。タレントさんでもない一般の20代女性に、5,000人のフォロワーがつく時代ですし、Googleで検索せず、Instagramで検索する方も多いようです。まだやっていないなら、とにかく個人のアカウントだけでも作ったほうがいいと思います。

 IoTはじめ、今後何が出てくるか予想もつきませんが、AmazonのDash Buttonを見ていても、オムツのような生活必需品は、テクノロジーを活用してとにかく便利に、安く届くところから購入されるようになると思います。

 一方で、1時間配送などAmazonがAmazonのやりかたで取り組めば取り組むほど、彼らができないことも見えてきます。中小の場合は、『Amazonができないことをやる』に尽きると思います。いちばん小回りが効くのは強みですから」

――Amazonができないことを、もうちょっと具体的にお願いします。

 「それが難しいのですが、たとえばユーザーがこだわりを持つジュエリーのような高級商材を、傷ひとつなく、おもてなしのサービスも含めてお届けするとかですよね。

 ショッピングモールに出ていて、小売だけやっている店舗さんは、何もしないとあと2年くらいの寿命が来てしまうと思います。対策は、それぞれの店舗ごと異なるとしか言えないのですが、皆さん意外と、のんびりなんですよね(笑)。今日、ちょっと売れたから飲みに行こう、みたいな。『助けて』と言われてももう間に合わないとなる前に、早めに動き出していただければと思います。

 多くの小売事業者さんへの共通解としては、よく言われていることですが、商品と商品を組み合わせてでもいいので、オリジナル商品を作ること。それから、発想をふくらませること。何かアイディアを出すと、『うちの規模ではとても無理』なんてすぐにおっしゃって、結局リスクの少ない、ほかの店舗さんと同じような手を打って、差別化にならないといったことがよくあります。

 加えて、増税に向けた商品の値上げが必要です。今うまくいっている店舗さんは、8%になるタイミングでうまく値上げをして、受注件数は減ったけれど利益は増えています。2016年、時代の変化を読み取って、工夫を重ねていくことがすべてのEC事業者さんに必要なことだと思います」

――川連さんのアドバイスにより、2016年も、ECzineの読者さんが儲かるといいなと思います。ありがとうございました!

あなたを自社ECのプロに育てる!「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」

ECの歴史からデザインまで、12人のその道の専門家・人気講師が集結し、2日をかけてあなたを自社ECのプロにするための土台を作ります。ぜひ、ふるってご参加ください。

★★★「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」の詳細・お申込みはこちら★★★

●1日目
◎Eコマースの振り返り、今、そして未来/JECCICA 川連一豊
◎自社ECサイト構築の流れ、失敗しないディレクション/パルコ・シティ 唐笠亮
◎おさえておきたいモールの基礎知識/日本ECサービス 清水将平
◎ポイント業界最新動向/ポイ探 菊地崇仁
◎広がりをみせるEC決済サービスのポイント/TIプランニング 池谷貴
◎ロジスティクス戦略実践編/スクロール360 高山隆司

●2日目
◎EC事業を拡大するための広告活用/DAC 谷垣宏一
◎顧客とのつながりを作るメールマーケティング/ラクス 芹澤はずき
◎スマホ売上UPのちょっとしたコツ50連発!/モバイルコマース 飯野勝弘
◎ソーシャルメディア(仮)/アライドアーキテクツ 藤田和重
◎データから確実に施策を導き出す方法/TUKURU 石川森生
◎ユーザーとの対話によるアップデートを前提としたデザイン/フラクタ 河野貴伸

★★★「2日でわかるEC構築・運営基礎講座」の詳細・お申込みはこちら★★★

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • note
川連一豊のつれづれEC日記連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

倭田 須美恵(ワダ スミエ)

2013年11月11日、ECzine立ち上げ。ならではの視点でECに関する情報をお届けしたいと思います。

●外部メディアに登場!
[動画]ネットショップ運営実践会「ECzine倭田さん×井藤対談」
[動画]ECみらい会議vol.2「プラットフォーム乱立時代!EC事業者の選択と集中を考えよう」
[登壇]BASE主催「ネットショップフェスタ2014」
[登壇]MarkeZine主催「MarkeZine Day 2015 Spring」
[執筆]NP通信

●ソーシャルメディア
Facebook
Google+

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2016/01/22 17:41 https://markezine.jp/article/detail/61638

おすすめ

イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング