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重要な顧客接点として多くの企業に活用されているアプリ。ユーザーにリッチな体験を提供できる点は特徴ですが、業種によってベストプラクティスは異なるはずです。本特集では、アプリマーケティングの成功事例を業種別に紹介。ローンチまでのプロセス、新規ユーザーの獲得方法、アプリ内の体験設計、活用のメリット/デメリットなどをうかがうことで、これからアプリを開発・運用する企業や、既にアプリを運用しているものの有効に活用できていない企業に向けてヒントを示します。
店舗を持つ多くの企業が、デジタルでの顧客接点としてアプリを活用している。顧客によりよい購買体験を提供し、長期にわたる関係を構築するにはどのようなことがポイントになるのだろうか。本記事では、「スギ薬局アプリ」をはじめとする複数のアプリを提供するスギ薬局のデジタルマーケティング部 増田氏に、マーケティング戦略やID統合・アプリリニューアルなどの施策についてインタビュー。顧客が「いつでも、どこでも、手のひらにスギ薬局」を感じられる環境を目指す取り組みを伺った。
アプリ市場に多くのアプリがあふれ、生活者がインストールに至るまでのハードルは年々高まっている。確度の高いアプリマーケティングを行い、成果につなげていくにはどうすればいいのだろうか。TikTok Japanでは、2020年からユーザー獲得を狙ったマーケティングの一つとしてオンデバイス施策を実施していたものの、ユーザー体験に課題を抱えていました。2022年からは「Aura from Unity(以下、Aura)」を導入し、より良いユーザー体験とともに効率的にリテンション率の高いユーザーを獲得できていると言う。本記事では、オンデバイス広告についてTikTok Japanの盧氏と「Aura」を展開するUnityのWang氏にインタビュー。オンデバイス施策の重要性や「Aura」を活用した価値・効果、そして「Aura」導入のベストプラクティスなどをうかがった。
年間8,000万人以上が利用する羽田空港では、2021年3月にCXを向上させるために公式アプリ「Haneda Airport」をリリース。約4年間でダウンロード数は21万を突破するなどユーザー数を順調に増やしている。羽田空港旅客ターミナルの建設、管理・運営を行う日本空港ビルデングでマーケティング戦略部の部長を務める中澤勝氏に、CX向上の観点でのアプリの役割や、ユーザーエンゲージメントの構築方法などについて話をうかがった。
近年のアプリ広告領域においては、成熟とともにインストール数だけでなく利用定着率へと目線が上がる一方、その実力を持つソリューションの検証と、メガプラットフォームのみに頼らないポートフォリオへの舵切りが始まっている。国内でアプリ事業者を中心としたモバイル広告運用の支援に実績を持つサイバーエージェントでは、2023年6月にMoloco Adsを提供するMolocoの認定代理店となり、さらなるノウハウの蓄積とクライアント支援の強化を進めているという。今回はサイバーエージェントとMolocoそれぞれに取材し、現在のモバイル広告運用が抱える課題とその向き合い方、広告代理店が今後の環境で成果を出すための戦い方を探った。
伸び悩むサービスがアプリ化をきっかけに急成長を遂げるケースがある。食事管理アプリ「あすけん」はその一例だ。Webサービスを2007年に開始し、2013年のアプリ版リリースをきっかけに成長軌道に乗り、累計会員数は1,000万人を超えた(2024年3月時点)。立ち上げから同サービスをけん引する取締役の天辰次郎氏と、コンシューマー事業本部 本部長の福井千尋氏に、ユーザー目線を徹底したサービスコンセプトやアプリ開発、マネタイズ方法などについて詳しく伺った。
『名探偵コナン』や『犬夜叉』などの名作から、最近では『葬送のフリーレン』といったヒット作などを快調に生み出す小学館の「少年サンデー」。その編集部が運営する漫画配信アプリが「サンデーうぇぶり」だ。人気漫画の連載だけではなく、コンテンツにちなんだ様々な企画やSNSのトレンドを捉えたこまめな無料開放施策などが功を奏し、2024年4月現在で1,500万ダウンロード、DAUが87万人という成果を生んでいる。少年サンデー編集部デスクの足立健斗氏に、右肩上がりの成長を続ける要因を伺った。