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コロナ禍でウェビナーやコンテンツマーケティングなどデジタル施策の重要性が高まり、2023年以降はオフライン展示会への揺り戻しが起こるなど、日々BtoBマーケティングの施策のトレンドは移り変わっています。本特集では、BtoBマーケティングの定番となっている施策から直近でトレンドになっている施策まで、事例や解説を通じて再考します。

最新記事

BtoBマーケティングの打ち手をどう決める?WACUL垣内さんに聞いた整理・判断の基準

 コロナ禍でウェビナーやコンテンツマーケティングなどデジタル施策の重要性が高まり、2023年以降はオフライン展示会への揺り戻しが起こるなど、BtoBマーケティングの施策のトレンドは日々移り変わっている。そんななか、流行に踊らされずに有効な打ち手を選ぶためにはどのような視点が必要だろうか。今回はBtoBマーケティングの定石について書籍執筆の経験もあるWACUL代表取締役の垣内氏に取材し、必要な打ち手を整理するための判断基準について聞いた。

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自社の強みを知りたいBtoB企業こそ顧客参加型イベントを!プレイドに学ぶ、コミュニティ運営の極意

「BtoBの打ち手を再考する」特集企画、本記事では既存顧客とのコミュニケーションを再考します。CXプラットフォーム「KARTE」を展開するプレイドは、自社の顧客を「KARTE Friends」と呼び、Friendsの顧客体験(CX)向上をともに目指すユニークなコミュニティを築いています。活動の中心となるのが、2017年から続く顧客参加型イベントの数々です。今回は、元KARTE Friendsで、現在はイベント運営を担う松田真耶氏に、顧客との絆を深める秘訣、運営にあたってのKPIやプログラム作りについて伺いました。

SmartHRのコンテンツマーケティング部が、少数精鋭で「編集力で事業貢献」できる理由とは

 コンテンツマーケティングに注力するBtoB企業が増える中、戦略や運用面で悩みを抱える担当者は少なくない。本記事では、クラウド人事労務ソフトを提供するSmartHRのコンテンツマーケティングを担うお二人にインタビューを実施。全体の戦略からオウンドメディア運用のポイント、コンテンツの企画・制作で大切にしていること、持続可能なオウンドメディアの在り方まで伺った。

狙うのは“ビジネスイベントに来ない層” Sansanが見出したブルーオーシャンなビジネスイベントの形

 コロナ禍が明けた2023年以降、展示会をはじめ多くのビジネスイベントのオフライン開催に再度注目が集まっている。そんな中、Sansanが提供する名刺アプリ「Eight」は、テレビ東京、幻冬舎と共同でビジネスカンファレンス「Climbers(クライマーズ)」を2020年から元プロサッカー選手や、俳優など各界のトップランナーを招き、毎年開催している。また2024年の開催からは、申し込み時にEightへの登録を必須化。スマホをかざすだけで受付認証ができる「タッチ受付」とスマホで名刺交換が行える「タッチ名刺交換」の機能により「紙の名刺がいらない来場体験」を実現するなど、イベントDXの領域においても注目を集めている。本記事では、Climbersを立ち上げ、現在エグゼクティブプロデューサーを務めるSansanの石本卓也氏に、Climbers独自のイベント設計と、Eight Event Businessが生み出す今後のビジネスイベントの在り方をうかがった。

セッション数は30%増、受注にも貢献!fondeskがテレビCMで成果を出せた理由とは?

 2019年にサービスを開始した電話代行サービス「fondesk」。コロナ禍の影響もあり、サービス開始から1年後には300社以上、2年後には2,200社以上の会社が利用するまでに成長を遂げた。そして2022年の夏、fondeskはBtoBビジネスを生業としながらテレビCMを行ったという。BtoBビジネスにおけるテレビCMにはどんな狙いがあったのだろうか。どういった工夫をし、どんな成果が得られたのか、現在5,000社以上の会社が利用するfondeskを運営するうるるの執行役員であり、fondeskの事業責任者でもある脇村氏に話を伺った。