株式会社ネプロジャパンと連結子会社の株式会社ネプロアイティは、2007年6月7~8日に携帯電話コアユーザー(男性42%、女性58%)に対して実施した「着信拒否」に関するアンケート結果を発表した。有効回答数は3,916人、年齢は19歳以下が3%、20代が36%、30代が44%、40代以上が17%。
迷惑メール、迷惑電話の対策の1つとして着信拒否設定機能があるが、どれぐらいのユーザーが利用しているのだろうか。着信拒否をしたことがあるかどうかについては、86%が利用したことがあると回答した。9割弱というかなりの割合で利用していることがわかった。
拒否の設定については、「メールと通話両方」55%、「通話のみ」21%、「メールのみ」11%の結果となった。着信拒否をどんな場合に利用するかについては、「非通知」77%が最も多く、「ストーカーと思われる相手」31%、「電話帳登録が無い」26%、「苦手な知り合い」25%、「公衆電話」16%、「別れた恋人」15%となった。わずかだが、「両親」1%という意見もあった。
また、拒否リストの登録数については、1~10件が約6割を占めている。一方、少数ではあるが、「31件以上」4%という結果もあり、多数の登録をおこなっているユーザーもいることがわかった。着信拒否をして困ったことがあるかどうかについては、「いいえ」が7割弱を占め、大半のユーザーが着信拒否を行ってもトラブルは少ないようだ。
自由記述で、着信拒否をして困った内容について聞いたところ、「公衆電話を着信拒否したら、緊急の連絡が取れなかった」「着信拒否をした相手から嫌がらせを受けた」などの意見が多くあがった。また、同じく自由記述で着信拒否に欲しい機能についても聞いてみたところ、「着信拒否をしていることが相手にわからないような機能が欲しい」などの意見が多くあがった。
プレスリリース:約9 割が「着信拒否設定」をしたことがある(PDF)