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資産を活かしゼロから立ち上げ!ECスタートアップ実践講座

購買タイプ×商品タイプのマッピングで、自社ECの特徴を知る ─ ECスタートアップ実践講座

 「ECスタートアップ実践講座」の第4回目。これまでの連載では自社とお客様の二方向での関係性のみの観点で論じてきました。今回は、少し広い視点でECの業界そのものをテーマとし、ユーザーの購買タイプと商品タイプの違いによりEC業界をマッピングしていきます。

購買タイプ別でEC業界をマッピングする

 今回、EC業界をマッピングする上で、お客様の購買タイプと取り扱い商品タイプという2つの視点にフォーカスし、区分整理を行ないました。マッピングされた内容とそれぞれの特徴を把握し、自身のECショップがどこに該当するかをチェックしてください。

 それにより、自身のECショップを運営していく上で、気をつけるべきポイントがどこにあるのかを把握していただければと思います。

 ではマッピングを始めるにあたり、お客様の購買タイプと取り扱い商品タイプの2つの視点で整理していきましょう。

購買タイプは、定期、都度、単発で分類

 まず、マッピングの縦の軸である「購買タイプ」を以下の3つで区分していきます。

購買タイプ
  • 定期購入
  • 都度繰り返し購入・毎シーズン購入
  • 単発購入
購買タイプと商品タイプでEC業界をマッピング
購買タイプと商品タイプでEC業界をマッピング

 「定期購入」は、化粧品や健康食品、ウォーターサーバーなどの購入方法としてよくある、定期申込みを指し、「都度繰り返し購入・毎シーズン購入」は、食品やお酒など、決まった商品を必要なタイミングで繰り返し購入するものや、春夏・秋冬などシーズンごとで購入をする衣服、お中元・お歳暮時期など、購入を毎年固定時期で行うものなどが該当します。一方、「単発購入」については、特に繰り返し購入するようなものでなく、欲しいと思った瞬間に単発で購入するタイプの内容となります。

 このような購買タイプ(3種類)の違いによって、ECショップオーナーが、運営において気をつけるべきポイントが全く異なってきます。(ポイントの違いは3ページ目で紹介します)

 次のページでは、マッピングの横軸である商品タイプについて整理を進めながら、各業界を具体的にマッピングしていきます。

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この記事の著者

野口 竜司(ノグチ リュウジ)

株式会社ZOZOテクノロジーズ VP of AI driven business 文系AI人材として様々なAIプロジェクトを推進。AIによるビジネス推進とAIネイティブ組織作りに力を入れている。大学在学中に京都発ITベンチャーに参画し子会社社長や取締役として、レコメンド・ビッグデータ・AI・海...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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MarkeZine(マーケジン)
2013/02/15 08:00 https://markezine.jp/article/detail/16759

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