SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

学生ならではのアイデアが集結!立教大学×富士通の産学共同プロジェクトの成果発表会が開催

 今回のプロジェクトは、立教大学経営学部の佐々木宏ゼミと富士通の共同プロジェクトとして2014年4月よりスタート。「学生に身近な社会課題を、富士通の技術を利用して、新商品・サービスを提案する」をテーマに新商品・サービスを学生が企画。その企画に対して富士通の共創ファシリテーターや技術者がフィードバックする形で企画をブラッシュアップし形にしていった。

 11日の発表会では、学生たちが新商品・サービスのアイデア概要を、映像などを使いながら90秒で紹介。その後、場所を移し、特設ブースにて、グループごとにパネルやタブレット端末を使いながら、来場者へ企画の詳細を説明。学生たちの企画は富士通社員や大手広告代理店に勤務する外部審査員などにより、市場性、将来性、新規性、生活者視点の4点から厳正な審査を受けた。

 審査結果は、すれ違い通信技術や、富士通独自のSPATIOWL(スペーシオル)と呼ばれる位置情報サービスの技術を用いて、他人のファッション情報を交換するアプリ「ファストパス(ファッション ストリート・パス)」を提案したグループが、「あしたのコミュニティーラボ賞」を受賞した。

 今回のプロジェクトを推進した立教大学経営学部の佐々木宏教授は、今回の取り組みの成果について次のように述べている。

 「本プロジェクトは、実務界で広がりつつあるアイデアソンを実践したもので、産学連携の取り組みとしては、おそらく日本で初めての機会ではないかと思います。目的は、富士通の最先端技術と、学生ならではの斬新な発想をぶつけ合い、新しい社会的な価値創造にチャレンジするところにありました。その成果は、7つの企画としてまとめることができました。

 もう一つの重要な成果は、本プロジェクトを通じて、アイデアソンの推進プロセスのひな形ができたことです。講義の現場では、アイデア出しから企画の作成まで、富士通のプロフェッショナルと学生が一体となった、まさに知的マラソンが繰り広げられました。試行錯誤のプロセスの中に、アイディエーションやプロトタイピングなどさまざまな手法が投入されていきました。何度も発散思考と収束思考を繰り返しながら企画を作り上げたプロセスの中に、新しいアイデアソンのかたちが見えてきたと感じています」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2023/10/25 16:22 https://markezine.jp/article/detail/20521

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング