App Annieは、同社が提供する法人向け有料製品「App Annie Intelligence」において、「User Segment」機能をリリースした。これにより、各アプリの利用状況データをユーザーの性別、年齢、重複利用アプリ別に分析できるようになった。なお、利用状況データにはアクティブユーザー数、普及率、起動率、セッション時間、データ消費量などが含まれる。
モバイルアプリ市場は進化を続けているが、これまでアプリのユーザーを深く分析する方法が存在しておらず、自社アプリのユーザー属性や競合アプリをどのように利用しているのか、他にどのようなアプリを使っているのかを把握できなかった。
今回のアップデートにより、プロダクト開発の担当者はユーザーについての深いインサイトに基づいたアプリの設計・開発が、ユーザー獲得の担当者はユーザーセグメントの精査や、競合の調査によるキャンペーン最適化が、ブランド担当者や広告代理店はデータに基づいた広告出稿先の選定が可能となる。
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