2016年1月に創刊したマーケター・経営層向け定期誌『MarkeZine』。11月25日（金）に刊行する11号の内容をご紹介します（11号から届く定期購読の申し込み締切は11月10日です）。

特集「オーディエンスデータの輪郭」

　企業はなぜデータを収集し、分析・活用するのでしょうか。未知の顧客を知り、既知の顧客から新たな顧客との出会いを生み出す。オーディエンスデータから生まれるダイナミズムが、現代のビジネスの重要な部分を占めていることは疑いようがありません。11号の特集「オーディエンスデータの輪郭」では、デジタルマーケティングの原動力であるオーディエンスデータについて、「広告」と「CRM」の2つの文脈から国内外のデータ活用の課題と可能性を探ります。

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　特集では最初に、オラクル監修による解説記事をお届けします。自社データしかなかった時代から、現在では、セカンドパーティ、サードパーティのデータも活用できるようになっています。ますます広がるオーディエンスデータの世界を、オラクルの監修でわかりやすく紹介します。

　コスメ・美容の総合サイト「@cosme」を運営し、ECやサロン予約、実店舗運営までを手がけるアイスタイルの濱田健作氏のインタビューでは、同社のデータ戦略についてうかがいました。自社サービスのID統合を行い、新たな美容プラットフォーム構築を目指すアイスタイルは、データをビジネスの根幹と位置付けています。「オーディエンスデータに振り回されてはいけない」という言葉がポイントです。

　特集の最後は、電通アイソバーを率いる得丸英俊氏インタビュー「急速に進む中国のデータ活用 グローバルな視点からの期待と危機感」です。同氏のキャリアにおけるデジタルマーケティングとの出会いから、デジタル時代のクリエイターに求められる新たなクリエイティビティ、そして中国で急速に進むデータ活用まで、縦横無尽に語りつくします。

巻頭インタビュー「デジタルが変えたマーケティングのルール」

　今回の巻頭インタビューは「デジタルが変えたマーケティングのルール 知らない経営者だけが淘汰される」。リクルートライフスタイルの牛田圭一氏に、デジタル以前に通用していたマーケティングルールが、今どのように破壊され、どんなルールが立ち上がってきているのかをうかがいました。

　また、連載「私のキャリア」では、合同説明会で貧血を起こしふらふらになり、一休みしようとブースに立ち寄ったヴァル研究所に入社することになったという福井澪菜氏にインタビュー。Web開発から広報まで手がけ人と人を繋げてきた福井氏ですが、内向的な性格だからこそ広報業務で成果を上げたいと話されました。

　連載「愛されオウンドメディアの育て方」では、オンラインだけでなく勉強会コミュニティでオフラインでも読者と繋がるオウンドメディア「Six Apart ブログ」を運営するシックス・アパートに注目。ミニマムな運営で、バズではなく刺さる記事を目指しているそうです。

　その他にも連載「業界最新動向」「世界のスタートアップに学ぶ」「ヤフーのデータが語る」「データで読み解く」「DI. MAD MAN Report」「Book Navigator」「マンガ超訳 マーケティング用語」も合わせて、結果を出すマーケティングに活かせる1冊となっています。

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