マーケター・経営層向け定期誌『MarkeZine』（毎月25日刊行／お申込みは毎月10日締切）の第10号の内容を、一足先に読者の皆さまにお知らせします。特集テーマは「ラグジュアリーブランドは顧客をどう魅了していくか」です。

3つのラグジュアリーブランドに取材

　手の届く人が限られるラグジュアリーブランドは、“憧れ”とともに「いつかは自分も…」という“共感”をも生み出す必要があります。人びとの価値観やライフスタイルが変化し、顧客接点が多様化するなかで、各ブランドはデジタルやリアル店舗においてどのような取り組みを行っているのでしょうか。今回は「バーバリー」「ポルシェジャパン」「星野リゾート」の戦略を取材しました。

　歴史あるファッションブランドの中でも、デジタル施策に積極的なことで知られる「バーバリー」は、ファッションショーのネット配信やLINE活用だけでなく、実店舗でもテクノロジーを活用したユニークな試みを展開。そのコンセプトに迫ります。

　「ポルシェジャパン」が提供するのは、スピードと高品質な走りを約束するスポーツカーだけでなく、環境に配慮したハイブリッドシステムや最新のテクノロジーを享受できる充実のラインナップ。自動車に求められる機能が変化する現在、それを敏感に感じ取り、新たな価値創出に結び付ける戦略とは？

　数々の魅力あるホテル・旅館ブランドを確立している「星野リゾート」は、今年７月に東京・大手町に日本旅館「星のや東京」をオープンしたばかり。海外からの観光客が増加する中、星野佳路社長が提案する新しいラグジュアリー体験に注目が集まっています。

　「伝統と革新」というラグジュアリーブランドの命題は、ブランドとはなにかという本質的な問いにもつながり、多くのマーケターに新たな視点と刺激を与えてくれるはずです。どうぞ、ご期待ください！

森永乳業が目指す「町内会以上、友達未満」の関係構築

　巻頭インタビューには、デジタル施策に積極的な森永乳業株式会社 マーケティングコミュニケーション部 部長の寺田文明氏が登場。「究極的にはお客様と“個 対 個”の関係を築きたい」と語る寺田氏に、消費財メーカーのブランドコミュニケーションについてうかがいました。

注目の人気連載

　注目の人気連載、「世界のスタートアップに学ぶ」では、シェアリングエコノミーで成功した自社トラックを持たない宅配便サービスを紹介。「私のキャリア」には電通デジタル 波田野 雄平氏が登場します。そのほかの連載については、以下の目次をご覧ください。

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