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JR九州とShowcase Gigが流通・外食事業のデジタル化に向けて資本業務提携 アプリの改善も

 九州旅客鉄道(以下、JR九州)とモバイルオーダー・決済システムを手掛けるShowcase Gig(ショーケース・ギグ)は、JR九州グループの鉄道事業や流通・外食事業などにおけるデジタルサービス強化を目的として、資本業務提携を行った。

 これまで両社は、共同開発の形でJR九州の公式スマートフォンアプリ「JR九州アプリ」を提供してきた。「JR九州アプリ」には、列車予約や時刻・運賃検索、運行情報など基本的な機能のほか、JR九州の鉄道を楽しめるゲーミフィケーション機能が搭載されている。

 現在、JR九州グループが運営する飲食店や小売店、宿泊施設などでは、店舗におけるインバウンド対策や少子高齢化による労働力不足が課題となっている。Showcase Gigが提供するモバイルオーダー・決済システム「O:der(オーダー)」では、スマートフォンだけで注文と決済を済ませることが可能。これにより、店舗利用者は、券売機や店頭で並ぶことなくキャッシュレスで商品を受け取ることができる。また、店舗ではレジ打ちなどのオペレーション削減による省人化・省コスト化につながる。

 JR九州は、店舗のデジタル化を実現できるShowcase Gigのソリューションに親和性を感じるとともに、「JR九州アプリ」の実績を踏まえ、今回の資本業務提携に至った。

 両社は提携を通じ、「JR九州アプリ」におけるネット予約の操作性向上および利用シーンに応じた情報提供の最適化といった機能強化に加え、他の交通機関などを含めたシームレスな検索・予約の実現について検討する。さらに、Showcase Gigの持つ技術力やノウハウを活用し、JR九州グループの流通・外食事業などの現場における人手不足やキャッシュレス化、インバウンド対策といった課題に取り組んでいく。

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2018/12/25 14:30 https://markezine.jp/article/detail/30039

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