クロス・マーケティングは、「動画の倍速視聴に関する調査(2021年)」を公開。以下、一部内容を紹介する。
動画コンテンツの倍速視聴「経験あり」は約3割
まず動画コンテンツに対する倍速視聴の割合を調査した。結果、倍速視聴の「経験あり」と答えた人は34.4%となった。
年代別に見ると20代は他年代に比べ倍速視聴経験者の割合が高く、特に20代男性は54.5%と半数以上が動画コンテンツを倍速で視聴したことがあるという結果となった。
倍速で見たい動画コンテンツは「ドラマ」がトップ
次に倍速で見たい動画コンテンツについて調査した。結果「ドラマ」がトップとなった。その後「ニュース・報道」「バラエティ」と続いた。
年代別に見ると20代女性は「YouTuberの企画動画(43.8%)」、50代女性は「ドラマ(43.8%)」が他世代に比べて高い傾向となった。
倍速視聴、世代間に意識の差が
動画コンテンツを倍速で視聴することに関する意識について調査した。最も多かった回答は「テンポが速すぎて内容がよく理解できないと思う」で27.7%となった。
性年代別の調査では20代女性は「自分の好きな速度で見られるので、自由度が上がると思う(38.2%)」がトップ、60代男性では「テンポが速すぎて内容がよく理解できないと思う(36.4%)」がトップと意見が分かれた。
【調査概要】
調査手法:インターネットリサーチ(クロス・マーケティング セルフ型アンケートツール「QiQUMO」使用)
調査地域:全国47都道府県
調査対象:20~69歳の男女
調査期間:2021年3月5日(金)
有効回答数:本調査1,100サンプル
※調査結果は、端数処理のため構成比が100%にならない場合がある
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