Meta社(旧Facebook)が多大な資金を投じ構築しようとしているメタバースの世界。これに先がけいくつかの人気オンラインゲームがメタバースワールドに化けると見る議論が海外メディアで散見されている。候補としてよく挙がるのは、『Fortnite』、『Roblox』、『Minecraft』などだ。実際、これらのゲームを開発する企業はメタバースを意識した取り組みを進めており、ゲームの世界をベースとするメタバースが主流となる可能性は大いにある。今回は、最近とくにメタバース関連の動きが活発化しているRobloxに焦点を当て、オンラインゲームがどのようにメタバースへ進化しようとしているのか、その動きを追ってみたい。
DAUは5,000万人超えの人気オンラインゲーム『Roblox』
Robloxはアメリカでは『Fortnite(フォートナイト)』や『Minecraft(マインクラフト)』とならぶ人気オンラインゲームだ。同ゲームは、ユーザーが自身でゲームを構築したり、ほかのユーザーが構築したゲームをプレイできる仕組みとなっている。専門メディア「PCGamer」などによると、アメリカでは9〜12歳の年齢層のうち3分の2以上がRobloxをプレイ、またイギリスでも10〜12歳の24%がプレイしていると報じられている。
Robloxは2006年にWindows版がリリースされていたが、ユーザーが急速に拡大したのは2010年代後半頃。パンデミックでユーザーがさらに増加したと言われている。
Robloxのユーザー統計では「1日あたりのアクティブユーザー(DAU)」という指標が用いられている。Statistaによると、2022年4〜6月期のDAUは5,220万人にのぼるものの、2022年1〜3月期の5,410万人からは200万人ほど減少している。
パンデミックの初期である2020年4〜6月期にはDAUが大幅に上昇。同時期のDAUは、3,340万人と前期の2,360万人から1,000万人近く増加した。それ以降、2022年1~3月期まで四半期ごとにDAUは100〜300万人ずつ順調に増加を続けた。
直接的な比較は難しいが、日本でも人気のMinecraftの月間アクティブユーザー数(MAU)は、2021年8月時点で1億4,100万人。Robloxの月間アクティブユーザー数に関しては、非公式の推計値がほかメディアで公開されており、それによると、2021年1月時点のRobloxのMAUは1億9,900万人ほど。Minecraftが有料である一方、Robloxは無料でプレイできるため、ユーザー数が多いと考えられている。
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