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インフルエンサーのPR投稿、全体の64%は情報への信頼度に変化なしと回答【THECOO調査】

 THECOOは、全国の男女1,000名を対象に「インフルエンサーのPR投稿を通じた影響力」の調査を公開した。

「PR投稿を週に1回以上目にした」人は全体の65%

 まず、「過去1年間で、どのくらいの頻度でインフルエンサーや芸能人、まとめアカウントによるPR投稿を目にしましたか」と質問した。

 その結果、「ほぼ毎日」が27%、「週に2〜3回程度」は23%、「週に1回程度」は15%あり、SNSの利用者は日常的にPR投稿に触れていることがわかる。

PR投稿を目にした頻度

10代~30代の約半数「PR投稿をきっかけで商品を購入したことがある」

 次に、インフルエンサーや芸能人、まとめアカウントによるPR投稿を見て購入した経験があるかを聞いた。

 1度以上あると回答した人は、10代は50%、20代は49%、30代は51%と、10代〜30代では約半数の人がPR投稿を見た上で1度以上は購入経験があり、SNSが購買意欲の向上に大きく影響していた。

PR投稿を見て購入した経験

PR投稿を見たことがあるSNSはどの年代も「YouTube」が最多

 続いて、PR投稿を目にしたSNSを聞くと、どの年代でもYouTubeが最も多い結果になった。加えて10代はTikTokの割合が他の年代と比較して2倍以上あり、10代の利用率の高さがうかがえた。

PR投稿を目にしたことがあるSNS

全体の64%が「PR投稿への信頼性は通常と変わらない」

 インフルエンサーや芸能人、まとめアカウントによる通常投稿での商品・サービスの紹介と比較した時の、PR投稿の情報への信頼性に対する質問には、「信頼性は高まる」「信頼性は変わらない」「投稿内容がおもしろい・有益であれば信頼性は変わらない」の回答を合わせると64%となった。このことから、半数以上はPR投稿であることが信頼度に影響を与えないといえる。

PR投稿の情報の信頼度

 一方、「PR投稿の内容が怪しいと感じたことはありますか」という質問に対し、1度以上あると回答した人は87%と高い結果に。

 理由は、「知らないブランド・商材の紹介だった」、「普段の投稿スタイルと異なっていた」などが多く、インフルエンサーとブランド・商材の相性が良いことや投稿スタイルにそった投稿内容であることの重要性がわかる。

PR投稿への不信感

PR投稿を見てから購入まで「数日〜1ヵ月程度」の検討が必要な人が多い

 最後に、商品・サービスについてのPR投稿を初めて見た後の購入まで期間を聞くと、「投稿を見て1週間くらい」が最も多かった。

PR投稿から購入するまでの期間

 「投稿を見て2〜3日の間」「投稿を見て1ヵ月以内くらい」などの回答も多く見られたことから、投稿を見た後すぐという回答は少なく、突発的に購入するよりも数時間〜数日間の検討期間があることがわかる。

【調査概要】
名称:インフルエンサーのPR投稿を通じた影響力調査
期間:2023年6月5日(月)〜6月8日(木)
対象:全国の男女(15〜59歳)
有効回答者数:1,000名
方法:インターネット調査
機関:Freeasy
※事前のスクリーニング調査にて「SNSでインフルエンサー・芸能人・まとめアカウントなどのPR投稿を見たことがありますか?」という質問に「ある」と回答した人を抽出。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

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MarkeZine(マーケジン)
2023/07/28 07:00 https://markezine.jp/article/detail/42820

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