プレイドはCXプラットフォーム「KARTE」シリーズの一部として、マルチチャネルマーケティングオートメーション「KARTE Message」正式版の提供を開始した。
同プロダクトの特徴は、KARTEによるリアルタイムデータ解析基盤を活かした高精度なパーソナライズ配信の実現にある。サイトやアプリ行動のみならず、外部データも取り込んだチャネル・内容・タイミング最適化が可能で、ワンストップで効果検証まで行える。個人情報を扱う配信システムとして、セキュリティ水準にも対応しており、国内大手金融サービスなどが導入している。
具体的にメール・LINE・プッシュ通知など、サイト外コミュニケーションに特化し、2022年11月からβ版で提供されていた。導入企業数は130社を超え、月間総配信数は10億通以上に達している。正式版では、システム安定性や機能面が向上し、提供体制も整備された。
機能面では、AIを活用したリスト抽出や、リスト説明文の自動生成が強化された。また配信対象リストの特徴説明やカラム名もAIが自動生成することで、担当者の作業効率が向上。また、メール本文のブロック管理機能や、未実施グループを含むA/Bテスト機能も新たに加わった。
将来的には、2026年前半を目処にSMS配信・LINEリッチメニュー配信・S/MIME配信など、さらなるマルチチャネル対応も予定している。
KARTE Messageの特徴は、KARTEによるリアルタイムデータ解析基盤を活かした高精度なパーソナライズ配信の実現にある。サイトやアプリ行動のみならず、外部データも取り込んだチャネル・内容・タイミング最適化が可能で、ワンストップで効果検証まで行える。個人情報を扱う配信システムとして、セキュリティ水準にも対応しており、国内大手金融サービスなどが導入している。
導入時や運用時には、カスタマーエンジニアによる伴走支援や、プロフェッショナルサービス「PLAID ALPHA」による経営層課題への対応など、サポート体制も拡充されている。
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