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MarkeZine Day 2026 Autumn

Criteoのコマースメディア戦略(AD)

検討長期化・多SKU・新規枯渇をどう解決?LIFULL、ベルーナ、求人ボックスのCriteo活用

【ベルーナ】多SKUの強みをAIで最大化

 続いて、ベルーナの片山和紀氏による事例紹介が行われた。ベルーナは衣・食・住・遊を豊かにする多角的な事業を展開しており、今回は売上の約半分を占める通信販売事業、中でもファッション、インナー、雑貨を扱う「ベルーナOnline Store」での取り組みが紹介された。同ストアは50・60代女性をメインターゲットとしつつ、近年はメンズブランドや30代女性向け商品も拡充している。

ベルーナ EC事業本部 Eマーケティング部 片山和紀氏
株式会社ベルーナ EC事業本部 Eマーケティング部 Eマーケティング室 片山 和紀氏

 同社が抱える課題は主に3つだ。1つ目は商品点数が非常に多く、興味やニーズが多様なこと。2つ目は閲覧やカート投入後の離脱ポイントが多いこと。3つ目はGoogleやMetaでは届きづらいセグメントが存在することである。

ベルーナが抱える多SKU×中高年ターゲットならではのマーケティング課題3点を示すスライド
(クリックすると拡大します)

 1つ目の課題に対しては、商品数の多さが逆にCriteoのAI学習を促進する強みとして機能しており、リターゲティングで安定した成果を上げつつ、その基盤を土台に新規獲得施策へも展開している。

 2つ目のカート離脱への対応としては、ダイナミックリターゲティングを活用しカート放棄者へのセール告知などバナーで購買を後押ししている。配信するクリエイティブについては、AIがユーザーの離脱タイミングや閲覧頻度、購買行動を判別し、配信頻度や内容を自動で最適化しているという。

 3つ目については、Criteoがインターネットユーザーの92.6%にリーチ可能な配信環境を持ち、GoogleやMetaでカバーしきれない層へのアプローチを実現している。

優良顧客特化の配信でROAS36%改善

 具体的な施策としてまず紹介されたのが、Criteoのプレディクティブオーディエンスを活用した購買意欲の高い「優良顧客」に特化した配信だ。

 従来は既存顧客向けのキャンペーンを一本化して運用していたが、優良顧客に特化した配信を切り出すことで受注金額が前年比136.4%増、ROASも36%改善した。片山氏は「行き詰まりを感じていた時期に生まれた施策だっただけに、担当者として思い入れの深い結果となった」と振り返った。

ベルーナがプレディクティブオーディエンスで優良顧客に特化した配信を実施し、ROAS+36%、受注金額+136.4%を達成したことを示すスライド
クリックすると拡大します

 次に紹介されたのが、自社データを活用した54歳以下へのリーチ拡張だ。Criteoを用いると、購入率の高い層である50・60代女性への配信に最適化されやすくなる。しかし、サイト全体では30・40代の購入者も一定数存在していた。

 そこで、HEM連携によりCriteoにインポートした自社データをシードとして活用し、54歳以下を対象とした配信を意図的に実施。ROASを維持したまま受注金額が24.6%増と、規模拡張と顧客層の活性化を同時に実現した。AIによる最適化を基盤としつつ、人間の判断で拡張するアプローチの好例といえるだろう。

ベルーナが自社データを活用して54歳以下へ配信を拡張し、受注金額+24.6%を達成したことを示すスライド
(クリックすると拡大します)

 新規獲得に向けては、ルックアライク配信にも取り組んでいる。従来は購入者や会員ランクの高い顧客データをもとに類似ユーザーへ配信していたが、AIの学習精度を高めるべく、男女別・獲得経路別にデータを細分化して渡す形に改善を進めているところだという。

 こうした取り組みを加速させたきっかけの1つが、1st Partyデータのマッチ率の高さだ。自社から渡したデータとCriteo側で判別できるデータの一致率を管理画面で確認した際、その高さに片山氏自身が衝撃を受けたといい、自社データの活用可能性への期待がさらに膨らんでいる。

 「今後は、自社データを活用した配信の拡張と、ターゲットに合わせたオーディエンス設計とクリエイティブの磨き上げの2点に特に力を入れていきたいと考えています」(片山氏)

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【求人ボックス】 新規層へのアプローチを強化しCV数は6.5倍に

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この記事の著者

和泉 ゆかり(イズミ ユカリ)

 IT企業にてWebマーケティング・人事業務に従事した後、独立。現在はビジネスパーソン向けの媒体で、ライティング・編集を手がける。得意領域は、テクノロジーや広告、働き方など。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:CRITEO株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2026/08/17 11:00 https://markezine.jp/article/detail/50751

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