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ソーシャルメディアマーケティングは従来のマーケティングと「180度違うもの」~ループス・コミュニケーションズ 斉藤氏インタビュー

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2011/07/20 17:00

 Facebookの利用者増加の曲線は、1年前のTwitterのそれに似ている――。株式会社ループス・コミュニケーションズ 代表取締役の斉藤徹氏は、Facebookの普及状況についてそのように分析。ソーシャルメディアマーケティングの舞台としてはFacebookが本命になるとし、先行して取り組んで成功を収めた企業の事例を紹介している。先行企業に続いて成功を収めるために必要な心構えなどはあるのだろうか。ソーシャルメディアマーケティングに取り組む上で必要なことは何なのか、斉藤氏に話を聞いた。

大都市圏ではmixiを追い抜いた!Twitterに続き、Facebookも普及するか?

 2011年に入り、Facebookに注目が集まってきている。socialbakers.comによると、直近(2011年7月8日時点)のアクティブなFacebook会員数は約380万人。半年で約2倍の人数に増えてきている。

 ただ、日本のインターネット利用者はPCベースで6,000万人ほど。イノベーターとアーリーアダプターを合わせた16%分に当たる約1,000万人の壁、キャズムを越えたわけではない。既に1,500万人以上に利用されているTwitterの域にはまだ達していないわけだ。 

 ソーシャルメディアマーケティングの第一人者である株式会社ループス・コミュニケーションズ 代表取締役の斉藤徹氏は、そんなデータを引用しながら、それでもFacebookには今後の成長が期待できると主張。

 「昨年のTwitterと、今年のFacebookは動きが同じ。会員の増え方が似ています。有名人が使い始めて、関連書籍の数が増えた。今年の後半ごろから、本命であるアーティストなどの参入も相次ぐことでしょう。Facebookは日本でも定着していくのではないでしょうか」と予見する。

 特に大都市圏ではFacebookの利用が拡大している。Google Trends for Websitesのデータによると、東京、神奈川、大阪、愛知、などではFacebookのビジター数はmixiを上回っているのだ。

 「日本での競合サービスとしてmixiがよく挙げられます。両サービスの違いとしてmixiが学生中心に広がったのに対して、Facebookは違う火の付き方をしています。mixiの愛好家はそのまま残るでしょうが、Facebookが中心になる人も増えるはずのではないでしょうか」

Twitterよりも分かりやすいFacebookは企業によるソーシャルメディア活用の本命か

 ユーザー数の成長曲線は1年前のTwitterと酷似。しかし、企業側の食い付きはTwitter以上だという。

 「Twitterは使うのが難しいんです。アカウントを作っても、何をすれば良いか分からない。海外の企業は、TwitterをCRM(顧客管理)か広報の機能を中心に使っています。それに対してFacebookは分かりやすい。自社のホームページと同じように、写真や動画などのコンテンツを置けます。ファンが交流する場所としてページを設けて、一方通行ではなくて双方向で交流できる場所として使えるのです」

 実際、ループスにソーシャルメディアマーケティングについて相談に来る企業の話題も、去年まではTwitterだったのが、今ではFacebookに焦点が移ってきているそうだ。

 世界的にはフォーチュン100社の84%がTwitterかFacebookを使っている。Facebookの普及で出遅れていた日本でも、遅かれ早かれ、同程度の水準まで企業利用は進んでいくのではないだろうか。

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著者プロフィール

  • 中嶋嘉祐(ナカジマヨシヒロ)

    ベンチャー2社で事業責任者として上場に向けて貢献するも、ライブドアショック・リーマンショックで未遂に終わる。現在はフリーの事業立ち上げ屋。副業はライター。現在は、MONOistキャリアフォーラム、MONOist転職の編集業務などを手掛けている。

  • キベジュンイチロウ(キベジュンイチロウ)

    福岡生まれ。大学新聞部での取材をきっかけに写真を始める。在学中から、フリーランスとして仕事を開始。大学卒業後は、ベンチャー企業で5年間フリーペーパー・WEB・Eラーニング教材などの制作業務に従事した後、独立してフリーランスに。得意な被写体は「人」。「看護」「医療」分野の経験が豊富。写真ではないが、I...

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