LINEは、コミュニケーションアプリ「LINE」のビジネスプラットフォーム化に向け、LINEと企業のWebサービスを連携させシームレスな体験を提供する「Official Web App」の本格ローンチに先駆け、8月22日より、一部機能に対応した部分開放を開始した。
これまで、一部企業およびASP(アプリケーションサービスプロバイダ)に対して先行で一部機能の提供を行い、サービスへの実装や導入申し込み受付を行ってきたが、8月22日以降、より広く導入を促進することを目的に、「Official Web App」の一部機能に対応した部分開放を開始する。
「Official Web App」は、企業が自社のWebサービスとLINEアカウントを連携させ、LINEアカウントを起点に集客・アクション誘導・リピート促進まで、ユーザーの行動をLINEアプリ上でシームレスに完結させることができる仕組み。ユーザーは、他のアプリやサービスの追加インストール・利用登録を行う必要無く、LINEアプリ1つで様々なサービスを簡単・便利に利用できるようになる。
具体的には、次の3機能が標準搭載される。また、LINE PayやLINEポイント、ショップカードなどの機能とも連携可能。
- LINEログイン:LINEアカウントの認証情報を利用し、連携サービス利用時に同意するだけで新規会員登録プロセスを省略する
- LINE ビジネスコネクト:APIを利用し、利用企業が保有・利用する外部システムと接続することで、特定のユーザーに限定した情報発信や双方向のコミュニケーションを可能にする
- プロフィール+:商品やサービスの予約・購入・問い合わせの際に、あらかじめLINEに登録しておいた情報をユーザーの意志に基づき簡単に利用・入力できるサポートツール
今後、「LINEログイン」および「LINE ビジネスコネクト」を標準搭載したWebサービスがLINE上で展開される予定。なお、「プロフィール+」機能の提供を含む「Official Web App」本格ローンチは今秋が予定されている。
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