SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

おすすめのウェビナー

マーケティングは“経営ごと” に。業界キーパーソンへの独自取材、注目テーマやトレンドを解説する特集など、オリジナルの最新マーケティング情報を毎月お届け。

『MarkeZine』(雑誌)

第99号(2024年3月号)
特集「人と組織を強くするマーケターのリスキリング」

MarkeZineプレミアム for チーム/チーム プラス 加入の方は、誌面がウェブでも読めます

MarkeZineニュース

暗闇の中で音楽を楽しむ「クラヤミレコード」

 2007年以降、暗闇で見知らぬ人と食事をする「クラヤミ食堂」を五感活性エンターテインメントとして開発してきた、博報堂こどもごころ製作所・クラヤミ食堂チームは、音楽イベント「クラヤミレコード」をユニバーサル ミュージックとともに企画した。その第一回イベントが2月24日・25日に開催された。

 「会場そのものがまるで楽器」と言われる卓越した音響空間を持つ神楽坂「the Glee」には、「アナログ音盤(別冊ステレオサウンド)」編集長の武田昭彦氏が厳選した、国内外で評価の高いスピーカーやアンプで音響システムを構築。参加者は、クラウドファンディング「CAMPFIRE」に登録されたいくつかのプランの中から好きなリターンを選択して参加する。

 イベントでは、音楽を楽しむ前にシャンパンなどのフリードリンクを楽しむ時間が設けられ、仕事帰りの人たちのあわただしさが落ち着いた頃合いで会場がやや暗くなり、アナウンスが始まる。参加者はあらかじめ配られた専用のアイマスクを装着しているため、静かに音楽を座って楽しむかと思いきや、1曲目は椅子から立ち上がり、音楽に合わせて手拍子をするよう促される。

 その後は自由にセットリストを楽しむ。今回のテーマは「伝説の島を探す航海の物語」。「順調な航海」「怪物に襲われた」といったシーンを感じてもらうことを主眼に選曲された。さらに「ラジオスターの悲劇」をはじめとする有名な楽曲のほか、カニエ・ウエスト、ジョン・コルトレーン、ビョーク、ビル・エヴァンスや、映画『ラ・ラ・ランド』の曲も含めて構成されている。

 照明を押さえた空間で大音量で音楽を楽しむクラブイベントが「音で刺激する」ことを主眼に置いているとすれば、クラヤミレコードは「音で包み込む」ことを目指している。参加者からは「音の布団に包みこまれたようだった」という感想もあったという。

 自分なりに音を楽しみ、音楽の持つ力に想いを馳せることができるクラヤミレコード。次回は5月19日(金)に開催される。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
MarkeZineニュース連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

MarkeZine(マーケジン)
2017/03/02 19:00 https://markezine.jp/article/detail/26151

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ


イベント

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング