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「特定エリアを狙い打ち」 電通テックの即時広告配信プラットフォーム「chalk_spreAD」とは

直感的な操作と、「想定インプレッション数表示」

-chalk_spreADは、どのように運用するプラットフォームなのでしょうか?

榎本:いわば運用型広告なのですが、誰にとっても「説明書のいらないプラットフォーム」を目指しました。

説明書いらずのUIで配信日時を指定(即時配信も可能)

 必要に応じて、配信情報は配信中にも変更できます。複雑な操作を必要としない、ワークフローに沿った自然な流れを意識して作っています。

 ここで、配信設定を行うクライアント様にとって不安材料となるのが、「このエリアで一体どれくらいのインプレッションが取れるのか」がわからないという点です。

 たとえば「ある駅から半径2キロ圏内で、1日10万インプレッションの想定で10日間の配信をしよう」としても、配信結果は想定通りにはいかないこともよくあります。そこで我々は、プラットフォーム上で配信希望エリアを指定すると、そのエリアでの想定インプレッション数をその場で換算し表示する機能を導入しました。そうすれば不適切なインプレッションの設定において「目標値に到達した、しない」で一喜一憂することがありません。想定インプレッション数の表示はクライアント様にとって配信数の目安となり、プロアクティブな戦略的ご利用が可能になると考えています。

-エリア広告の配信は、全国どこでも可能なのですか? また、全国どこでも想定インプレッション数を計測できるのでしょうか。

榎本どちらも可能ですし、海外でも配信できます。 たとえば先日、バンコクでテスト配信をいたしました。 弊社の海外グループ事業会社であるプロモテックグループのクライアント様にご協力をいただき、試験的に3日間で10万インプレッションをバンコクの中心地で配信したところ、想定以上の配信結果が得られ、手応えを感じています。

打った直後から効果がわかる! リアルタイムな効果測定

―アナログのチラシと大きく異なる点はどこですか?

榎本:機動的な配信をその場で即決できる点ですね。どうしてもアナログチラシですと、あらかじめプランを決め、ポスティングやサンプリングの日程調整が必要になります。配った後の効果検証も難しいですよね。

配信結果はプラットフォームのダッシュボード内で表示。データを蓄積しPDCAに活用できる

 当サービスでは、配信エリアをいつでもフレキシブルに変えられます。一度やればその効果検証についてはリアルタイムに取れますから、反応が良くなければロケーションを変える、といったことが迅速にできます。

配信状況をリアルタイムでマッピング

 マッピングも、「ヒートマップ」「クラスターマップ」など、用途に応じて何種類もの表示が可能です。多数のインプレッションが出た場所とクリックが取れた場所を照らし合わせてみると、何かしらの法則がわかるかもしれません。たとえば、駅前などではユーザーが足早に移動中のため、インプレッションが出ても、 クリックへのアクションにはつながりにくいなどの傾向もあり得ます。 クライアント様にも、こうした活用を提案していきたいですね。基本的にはエリアを俯瞰で見た時にどのロケーションのポテンシャルが高いのか、一部だけ濃い場所があった時は、その要因を探るべき気づきにもなります。

 単なる広告ツールとしてだけでなく、売り場の店長やエリア統括マネージャーなどが、地域の各エリアを知ることにおいて有効なツールとしても利用できるでしょう。商売は、エリアを知ってこそだと思います。これまで肌感として「うちはいつも、何時から何時にお客さんが多い」といった具合に蓄積してきた勘や経験を、これからはデータにして残しておくことができるのです。

2分でわかる「chalk_spreAD」の機能

 エリアターゲティングに特化した、電通テックの即時広告配信プラットフォーム「chalk_spreAD」の動画を配信中!記事とあわせてぜひ、ご覧ください! 動画はこちらから。

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MarkeZine編集部(マーケジンヘンシュウブ)

デジタルを中心とした広告/マーケティングの最新動向を発信する専門メディアの編集部です。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

ヒロ88(ヒロハチジュウハチ)

ビジネスジャンルを中心に取材、編集を行なう。得意ジャンルは不動産開発、メディア開発。1988年生まれ。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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MarkeZine(マーケジン)
2017/04/14 08:00 https://markezine.jp/article/detail/26169

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